こんにちは、真路(シンジ)です。
“ コピーを書く時に、リサーチをおろそかにしてはいけない! ”
コピーライティングを学んでいると、よく耳にするこの言葉。
確かに、リサーチはとても重要な作業です。
あなたが書いた文章によって、あなたの望む成果を上げられるかどうかは、「どれほどリサーチをしたか」が大きな比重を占めます。
リサーチの仕方、内容によって結果の大半が決まるといっても過言ではありません。
つまり、リサーチのポイントを押さえて正しく行えば、良い結果が得られるということです。
あなたが望む成果をしっかりと上げるためにも、ぜひ今回の解説を読み込んでリサーチについて学んでください!
ではさっそく、
・リサーチとは何か?
・何をリサーチすればいいのか?
・具体的なリサーチの方法とは?
これらについて詳しく解説していきます。
コピーライティングに必須の「リサーチ」とは?
「リサーチ」とは、日本語に訳すと「調べること・研究すること」。
コピーライティングにおけるリサーチも、同様に「調べること・準備すること」を意味します。
つまり、リサーチとは「文章を書く前の下準備をすること」ですね。
リサーチは、「文章を書く前の下準備をすること」=「文章の土台となる部分を固めること」なので非常に重要なわけです。
そんなリサーチですが、その方法に関しては、扱う商品、文章を書こうとしている市場、またそのマーケティングなどによってもいろいろと変わってきます。
なので、一概に「この方法です!」とは言えない部分もありますが、今回は「アフィリエイターとして文章を書いていく」際のリサーチの視点について紹介していきますね。
そもそも、このブログは情報商材アフィリエイトをメインに情報発信しています。
なので、今この記事を読んでくれているあなたは、アフィリエイターとして文章を書く際に役立つリサーチについて知りたいはず。
では、改めてここから、アフィリエイトで文章を書く際のリサーチ方法について解説していきます!
コピーライティングのリサーチ|何を調べればいいのか?
アフィリエイターとして文章を書くにあたってのリサーチ対象は以下になります。
● 商品
● ライバルや同業者
● ターゲット
では、ひとつずつ順に解説していきましょう。
商品をリサーチする
まずは、「商品」についてリサーチします。
自分がアフィリエイトする「商品」について徹底的に調べ、熟知しておくのは当然のことですよね。
あなたがアフィリエイトする商品・サービスについて、しっかりとリサーチを行い、その「メリット(魅力、良さ、強み、価値など)やベネフィット」などを熟知しておかないと、読者にアピールすることはできませんから。
ちなみに「ベネフィット」とは「読者が商品やサービスを購入することによって得られる満足感、嬉しい未来、プラスの体験」などのこと。
実は、ビジネスにおいて、商品の「メリット」をアピールするだけでは不十分なんです。
「この商品を購入することで、あなたはこんなに素敵な未来を得ることができますよ!」というベネフィットをしっかりと伝えることで、読者の感情に訴えかけ、読者の心を動かすことができるんですね。
つまり、商品・サービスのメリット・ベネフィットをしっかりと把握するために、その商品・サービスのリサーチが欠かせないということ。
しかし現実には、商品を販売する人が商品知識を持っていないことはよくあることです。
例えば、あなたがウイルス対応の不織布マスクを探していて、自分の希望に合いそうな商品を見つけたとしましょう。
そのマスクが本当にウイルスの侵入を防げるのかどうか気になったあなたは、メーカーに電話で問い合わせました。
その時に電話に出た受付の人は、自社の商品知識をしっかりと頭に入れておらず、頼りない返答です。
「えっと…当社の製品は…ウイルスは防げたっけ…? 花粉だけだったかな…? えっと、たぶん、ウイルスにも対応しています! … おそらく」
あなたはこの説明を聞いて、「分かりました! では、そのマスクをください!」と購入するでしょうか?
「いいえ、買う気にはなりません!」
そうですよね(笑)。
上記の例は、日本中にコロナウイルスが蔓延していた2020年4月のある日、僕が実際に体験したことです。
人は、商品知識がなくて、勧める理由もあやふやな販売者から、商品を買いたいとは思いません。
その商品の値段が高ければ、なおさらです。
つまり、あなたがアフィリエイトする商品・サービスに対して徹底的にリサーチし、「メリット、ベネフィット」などをしっかりと理解した上で、そのポイントを魅力的にアピールしなければ、売上げを上げることはできないということ。
以上が、商品についてリサーチすることが大切な理由になります。
ライバル・同業者をリサーチする
次にリサーチするのが、「ライバル・同業者」についてです。
読者はあなたが勧める商品・サービスを、あなたのブログだけを見て購入を決めるとは限りません。
読者はあなたのライバルや同業者のブログも読み込んで、どこから購入しようか見比べることもあります。
というより、いろいろと見比べて「このブログから買う方がおトクだ!」と絞り込む方が普通ですよね。
つまり、あなたは自分の勧める商品・サービスを、ライバルや同業者よりも魅力的にアピールしなければ、読者から選んでもらえないということです。
そこで、ライバル・同業者をリサーチする必要性が出てきます。
ライバルや同業者よりも、あなたのブログから購入する方がお得であるようにアピールするためには、彼らがどのようにアピールしているかを十分に把握していなければ、それを超えるアピールはできるはずがありませんから。
例えば、あなたが「英会話をマスターする情報商材」をアフィリエイトするとします。
ライバルも同じ商材をアフィリエイトしており、以下のようなアピールポイントを打ち出していました。
ライバルの特典(例)
● 値段は業界最安値
● 1年間ネイティブとのオンラインレッスン付き
● 海外旅行で現地の人と自由に話せるようになるまであなたを導きます!
● このブログからの購入者だけに「スカイプコンサルタントティングでとことんサポート」特典付き!
あなたが、ライバルや同業者をリサーチして、上記のようにアピールしていることを把握すれば、「そういう打ち出し方をしているのか」と参考にすることもできますし、それを踏まえてさらに魅力的な表現をしたり、より良い特典を付けることも可能になります。
つまり、ライバルがアピールしきれていない「メリットやベネフィット」を読者にアピールすることも可能ですし、ライバルの特典を把握し、あえて商品のデメリットを読者に伝えて、そのデメリットを補える特典をあなたが用意すれば、さらにライバルと差をつけることができるのです。
以上が「ライバル・同業者」をリサーチするべき理由になります。
ターゲットをリサーチする
最後にリサーチするのが「ターゲット」になります。
「ターゲット」とは、あなたがアフィリエイトする商品・サービスを購入するであろう、または購入して欲しい「あなたのブログの読者候補」のことです。
あなたのブログの読者候補をリサーチすることが、なぜ必要なのか?
当たり前のことですが、あなたが商品・サービスをアフィリエイトする際に書く文章は、「読んでくれる人」が存在して初めてその役割を果たします。
あなたが書いた文章を読んでくれる読者がいて、その読者があなたの文章に共感し、あなたのことを信頼してくれて、その上でやっと、あなたの勧める商品・サービスを購入してくれるわけです。
逆に言うと、読者があなたの文章を読んだとしても、あなたの文章に共感できず、あなたのことを信頼してくれないようでは、あなたの勧める商品・サービスが購入されることは決してないということ。
つまり、売上げを上げるためには、読者の心の中をのぞき込むようにして、読者の思いを感じ、読者の心に響く文章(共感や信頼を得る文章)を書く必要があるということです。
だからこそ、ターゲット(読者)の思いを理解するためのリサーチが、文章を書く上で非常に重要になるんですね。
さらに言えば、リサーチをしっかりと行っていると読者の気持ちを深く理解することができるので、多少文章がまずくても問題ありません。
ただ文章が上手いだけの人より、読者の気持ちをキチンと読み取れる人の方が、遥かに反応が取れる文章を書けるのです。
以上がターゲットをリサーチすることが大切である理由になります。
さて、ここまで「何をリサーチすればいいのか?」について解説してきました。
ここからが、さらに重要です!
いよいよ「具体的なリサーチの方法」についてお話ししていきますね。
では、始めましょう!
必読! コピーライティングのリサーチ方法
ここからは、リサーチの具体的な方法について解説していきます。
この記事でお話しするのは、「あなたが情報商材をアフィリエイトする場合のリサーチの視点について」でしたね。
そのような場合においては、情報商材の市場自体を視点にリサーチすることが最も手っ取り早い方法になります。
情報商材については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
では、ここからリサーチする対象ごとにその方法を解説していきます。
商品・ターゲットのリサーチ方法
まず、「商品・ターゲット」をリサーチする方法を見ていきましょう。
情報商材の市場で、以下のリサーチをしていきます。
商品・ターゲットのリサーチの手順
❶ アフィリエイトする商品が属するジャンルを観察する
❷ その市場で、売れている情報商材のセールスレターを読者目線で読む
❸ そこからターゲットが抱いている悩み、願望を読み解く
❹ その悩み、願望を満たせる商品のメリット・ベネフィットを捉える
このような手順でリサーチを行うことによって、ターゲット・商品のことを徹底的に調べることが可能です。
では、順を追って解説していきますね。
まず、あなたがアフィリエイトしたい商品が属するジャンルの市場をよく観察します。
例えば、ジャンルがダイエットなら「ダイエット 情報商材 オススメ」「ダイエット 情報商材 ランキング」と検索をかけることで、どの商材が売れているか把握することが可能です。
そこに「売れている情報商材」があった場合、その情報商材のセールスレターは「市場のターゲットの共感、反応を得ている」と考えることができます。
なぜなら、その情報商材が実際に売れている以上、それはターゲットがそのセールスレターの文章に共感し、反応しているということだからです。
よって、そこに書かれていることを客観的に読者目線で捉えていけば、その「ターゲット」となるような人達が、どのような主張に「興味」を示し、「共感」を感じ、そして「反応」しているのかが見えてきます。
ただし、ここで注意することがひとつ。
「そのセールスレターの文章を、そのまま “表面的に” 参考にしてはいけない」ということ。
あくまでも、
● ターゲットが何を望んでいるのか
● ターゲットが何に悩んでいるのか
これらをセールスレターから読み解くことが大切です。
セールスレターを深く読み込んで、ターゲットの望みや悩みを突き止め、その望みや悩みを解消できる商品の「メリット・ベネフィット」を捉える。
つまり、これから情報商材をアフィリエイトしていく場合、その手っ取り早い「リサーチ方法」として、
❶ 今の時点で売れている情報商材のセールスレターを、客観的に読者目線で読む
❷ そこからターゲットが抱いている悩み、願望を把握する
上記のステップを踏むことで、深くターゲットのことを知ることができます。
この方法は、同時に商品のリサーチをしていることにもなりますよね。
各商品の「メリット・ベネフィット」を深く読み解くこともしているわけですから。
ただし、この方法は、それなりの「数」をこなす必要があることを忘れてはいけません。
その理由は、1つのセールスレターをリサーチするだけでは情報が足りず、偏りが出てしまうから。
逆に、複数のセールスレターをリサーチして情報を得れば、情報量が多い分、メリットやそこに共通するポイントも見えてきます。
そして、複数をリサーチしていくことは、どんなジャンルの情報商材でも一緒ですし、実際は情報商材以外のジャンルでも十分に有効なリサーチ方法となります。
❶ アフィリエイトしたいジャンルで売れている情報商材のセールスレターを、読者目線で読む
❷ そこからターゲットが抱いている悩み、願望を把握する
❸ その悩み、願望を満たせる商品のメリット・ベネフィットを捉える
これだけでも、その市場の「ターゲット心理」や、実際に求められている「商品」が理解できるからです。
よく「リサーチにはSNSのコミュニティを使うと良い」とか「関連する雑誌を何冊も読んで…」ということを言っている人がいます。
しかし、僕はそのような「効率の悪い、めんどくさいだけのリサーチ方法」は一切やりません。
もちろん、そういうリサーチも「やらないよりはやってもいい」ですが、それにかかる労力と時間ほど、得られる有益な情報は少ないのが現実。
それよりも、今回解説したリサーチ方法の方が、ターゲットが実際に求めているものや、市場で求められているものが、より具体的に把握できるはずです。
ライバル・同業者のリサーチ方法
次に、あなたと同じ商品・サービスを取り扱っている「ライバル・同業者」をリサーチする方法を見ていきます。
ライバル・同業者のリサーチ方法そのものは、非常に簡単。
その方法とは、
❶ あなたがアフィリエイトする商品・サービス名をGoogleやYahooなどで検索する
❷ 検索結果に上がったライバルのブログを順に読み込み、アピールの仕方や特典などをリサーチする
たったこれだけです。
ライバル・同業者をリサーチする上で重要なこと、それは、読者が「商品・サービスをライバル・同業者からではなく、あなたから買わなければならない理由」を考えること。
これは「ライバル・同業者をリサーチする」のところでも解説しましたね。
あなたが扱う商品を、ライバル・同業者はどのようにアフィリエイトしているのか?(商品のメリットやベネフィットをどのようにアピールし、どんな特典をつけているのか?)
上記を分析し、彼らにない価値を、あなたは提供していく必要があります。
「そうは言っても、同じ商品なんだから、結局はアピールできるポイントは似たようなものになるんじゃないですか?」
もしかしたらあなたは、そう疑問に思うかもしれません。
あなたの疑問はもっともですが、ほんの少し視点を変えてメッセージを作り変えただけで、大きな成果が生まれることも往々にしてあります。
それと、ここであなたに思い出してほしいのは、僕たちは商品そのものを売っているのではなく、読者が抱える「悩み」や「願望」の解決策を売っているということです。
そう考えれば、それらの解決に役立つ特典をつけたり、企画を考えたり、サービスを付け加えたりして、読者に提供することができれば、ライバルよりも、もっと喜んでもらえる内容になるのではないでしょうか。
大切なのは、「どのようなサービスや特典を付ければ、ターゲット(読者)の悩みを解決できて、ターゲットが満足できるのか」ということ。
このように、常に読者目線で考えれば商品は自然と売れていきますし、それが、あなたから買う理由にもなるのです。
つまり、リサーチをする際に重要なのは「どうしたら読者の悩みを解決し、満足してもらうことができるだろうか」という読者目線に立った考え方。
それが、「効果的なリサーチ」をする一番のポイントになります。
ぜひ、今後の活用の参考にしてみてください。