こんにちは、真路(シンジ)です。
突然ですが、あなたのブログ記事は、読みやすく、分かりやすい文章で書かれていますか?
あなたがどんなに頑張ってブログ記事を書いても、記事の文章が読者にとって読みにくいものだったり、分かりにくいものであれば、読者はストレスを感じてしまい、読み進めようとは思いません。
その結果どうなるでしょうか?
読者は「なんかこの記事を読むのシンドイなあ…」と思い、あなたのブログから離れていきます。
読者が離れたあなたのブログから、収益が上がることはありません。
つまり、「読みやすく、分かりやすい文章」を書くことは、ブログを運営し、アフィリエイトで収益を上げるネットビジネスにおいて絶対条件であるということです。
でも、安心してください。
「読みやすく、分かりやすい文章」を書くことは、ひとつずつポイントを押さえていくだけで、簡単に今すぐできることばかりです。
さっそく解説していきますので、しっかりと読み込んであなたのブログに活用してください!
「読みやすい文章」「分かりやすい文章」とはどんな文章なのか?
読者にストレスを与えない「読みやすく、分かりやすい文章」とは、どんな文章なのか?
具体的には、以下の条件を全て満たした文章ということになります。
❶ 文法を正しく使っている
❷ 難しい言葉や専門用語を使わない
❸ 回りくどい言い方をせず、結論から述べる
❹ 1つの文章をなるべく短くする
❺ 語尾に同じ言葉を使わない
❻ 読者の考えを文章に盛り込む
ひとつずつ、解説しますね。
❶ 文法を正しく使っている
まず、「文法」についてですが、これはコピーライティングというより「国語」の問題です。
「国語」と聞くだけで苦手意識を感じる人もいるかもしれませんが、かなり基本的なことを押さえるだけなので心配いりません。
下記のことに注意すれば十分です。
● 句読点を正しく使う
● 主語を省略しない
● 同じ助詞を繰り返さない
では、順番に見ていきましょう。
句読点を正しく使う
句読点は、句点が「。」で、読点が「、」です。
学校の授業ではないですから、呼び方なんて「まる」と「てん」で別に構いません。
大切なのはその役割です。
下記の文章を読んでみてください。
「母は嬉しそうに本を読む子どもを見ている」
この文章では「嬉しそうに」しているのが、母なのか子どもなのか分かりません。
この文章を読んだ人は、そのことに疑問を感じるか、勝手な解釈をすることになってしまいます。
疑問はストレスにつながり、勝手な解釈は誤解を生みますよね。
もし上記の例文で「嬉しそうに」しているのがどちらであるかが、この後の話において重要なポイントになるのであれば、その誤解もまた、話の続きに大きな影響を及ぼしてしまいます。
このような疑問や誤解を取り除くのに大きな役割を果たすのが「読点」です。
先ほどの文に「読点」を使ってみます。
A:母は、嬉しそうに本を読む子どもを見ている
B:母は嬉しそうに、本を読む子どもを見ている
適切な箇所に読点を使うことで、Aは「子どもが嬉しそうにしている文章」になり、Bは「母が嬉しそうにしている文章」になりました。
あなたが文章を書く際も、上記のように適切に句読点を使うことで、読者にストレスを感じさせず、また誤解を生まないようにすることができます。
あなたが文章に込めたメッセージを、正しく読者に伝えるためにも、適切に句読点を使うように心がけてください。
主語を省略しない
「主語の省略」は、日常会話や新聞・雑誌などの文章において普通に行われています。
その際、僕たちは「省略された主語は何なのか」ということを、前後の文脈から判断しているので、主語が何か分からなくて困るということはあまりないですよね。
しかし、ブログ記事の文章は、主語を省略すべきではありません。
その理由は、読者がブログ記事の文章を「高い意識」で読まないからです。
あなたは、検索して初めてアクセスしたブログを「高い意識」で熟読するでしょうか?
一文一文をしっかりと理解しながら集中して読み進めるでしょうか?
「いいえ。チラッと見出しを眺めたり、内容も流し読みする程度です」
それが普通ですよね。
読者は、ブログ記事の文章の全てには目を通さないし、前後の内容を理解しながらしっかりと読み込んだりしません。
集中して読むことはなく、流し読みしたり、ザックリと目を通すぐらいです。
つまり、ブログ記事の文章において主語が省略されていると、
● 意味が分かりにくく、ストレスを感じる文章
● 言葉足らずで説明不足な文章
という印象を読者に与えてしまうことになるんです。
あなたのブログが、上記のような悪い印象を読者に与えたら最後、読者はブログから離れてしまい二度と戻ってきません。
だからこそ、ブログ記事の文章は、例えどこかの一文が読み飛ばされたとしても、理解しやすい文章を構成していく必要があります。
つまり、そのような「読まれ方」を前提にする以上は、「主語の省略」をすべきではないということ。
それが、読者にとって「読みやすい文章」につながるということです。
では、主語を省略した例文を見てみましょう。
「部長は利益を優先したいようだが、品質が重要だと思う」
どうでしょうか?
この例文では「品質が重要だと思う」人が、部長なのかそれとも他の誰かなのか、分からない文章になっています。
読者に誤解を与えないようにするためにも、文章は以下のようにするべきです。
「部長は利益を優先したいようだが、私は品質が重要だと思う」
これなら「品質が重要だと思う」人が、「私」だということがはっきりするので、文章が読者に誤解を与えない「読みやすい文章」になりました。
あなたの文章が読者に誤解を与えないようするためにも、主語を省略しないようにしてください。
同じ助詞を繰り返さない
助詞というのは、
「が」「は」「の」「を」「や」「と」「で」「に」
など、文章内の単語と単語の間に使うものです。
この助詞を1つの文章内で多用すると、くどくてメリハリのない文章になってしまいます。
下記の例文を見てください。
「の」を多用している場合:「私のポケットの中の財布の中のお金」
「の」を適度に使用している場合:「私のポケットに入っている財布のお金」
いかがですか?
前者の文章を読むとイライラしますよね(笑)。
ですが、ブログ記事でこのような書き方をしている人は意外と多くいます。
なので、あなたの書いた文章が、同じ助詞を連続させていないか見直してみましょう。
さて、ここまで「文法」についての注意点を解説してきました。
次に「難しい言葉や専門用語を使わない」ことについてお話ししていきます。
この注意点も、意識して心がければ簡単に実践できることなので、ぜひご覧ください。
❷ 難しい言葉や専門用語を使わない
読者にストレスを与えない「読みやすく、分かりやすい文章」を書くためにできること。
その1つは、「難しい言葉や専門用語を使わない」ということです。
あなたが文章を書く際は、誰にでも理解できるようになるべく簡単な言葉で説明するように心がけましょう。
コツは「小学6年生でも理解できるように易しい内容にする」こと。
上記を常に意識しながら文章を書くことで、誰にでも読みやすく、分かりやすい文章にすることができます。
人は文章を書いていると、つい響きのいい四字熟語や専門用語を多用しがちになるものです。
「だって四字熟語や専門用語を使うと、書き手が賢くみえるじゃないですか…」
その気持ちはよく分かります(笑)。
ただ、読者のうち100人中100人が「知っている」と確信を持てる言葉でなければ、その言葉はやはり使うべきではありません。
なぜなら、そのような言葉が文章中に出てきた段階で、読者はその文章の意味が理解できずにストレスを感じてしまう可能性があるからです。
例えば、最近よく耳にする「エビデンス」という言葉。
「エビデンス=証拠」だということを知っている読者は、読み進めることができますが、知らない読者は「エビデンス? どういう意味!?」となりますよね。
「エビデンス」によって読むことを止められた読者はストレスを感じますし、勝手に間違えた解釈をする可能性もあります。
読者が間違えた解釈をすると、あなたの本来伝えたいメッセージが、読者に間違ったカタチで届いてしまう可能性もあるのです。
つまり、難しい言葉や専門用語を使うことは「百害あって一利なし」ということ。
なので、文章を書いていて「この言葉は知らない人もいるかもしれない」と感じたら、別の言葉に置き換えるか、難しい言葉を使った直後に詳しい説明を入れるようにしましょう。
ちなみに「百害あって一利なし」は、皆さんご存知ですよね?(笑)
❸ 回りくどい言い方をせず、結論から述べる
回りくどい文章というものは、読んでいて「結局なにが言いたいの?」という気持ちになり、イライラしますよね。
回りくどい文章とは、例えば以下のような文章です。
僕はここ数ヶ月、給料が下がってきました。このままでは生活ができないと悩んで、ネットで副業を探すことにしたんです。いろいろと検討した結果、アフィリエイトという手法なら仕事の合間を使って作業すれば、稼げるということが分かったので、挑戦することにしました。もともと月収が30万円だったのですが、現在は25万円まで下がってきているので…
どうでしょうか?
「なにが言いたい文章なのか分からなくて、読んでいてイライラします…」
そうですよね(笑)。
読者をイライラさせる回りくどい文章は、「読みにくく、分かりにくい文章」だと言わざるを得ません。
ただ、文章の内容的にどうしても詳しい説明が必要になり、その結果文章全体として長くなってしまう場合もあるでしょう。
そのような時に分かりやすい文章にするための方法として、「結論から述べる」という文章構成があります。
結論を先に書くことで「この文章は何を言いたいのか?」を冒頭から明らかにできるのです。
「何を言いたい文章なのか」を最初に述べてしまえば、読者も冒頭で「ふむふむ、○○のことが書いてある文章なんだな」と理解できるのでイライラしません。
そして、読者の関心は「なぜ、その結論に至ったのか?」という理由に移り、文章を読み進めてくれる可能性が高まるのです。
次の例文を見てみましょう。
「僕は毎晩遅くまでコツコツとアフィリエイトを頑張った結果、月収30万円を達成することができました。その具体的な方法とは…」
例文では、「30万円稼ぐことができたという結果」を結論として先に述べています。
そうすることで、読者は「どうやって30万円稼ぐことができたんだろう? 気になるな…」と思い、興味を引くことができるのです。
これが「結論から述べる」方法の効果になります。
ただし、この方法は結論がごく当たり前で、ありきたりな場合は使えません。
例えば、以下の文章を読んでください。
「私は通っていた4年制大学を、無事4年間で卒業できました。その理由は…」
4年制大学を4年間で卒業するのは、必要な単位を取得できていれば当たり前のことですよね。
このように結論に至る理由が誰にでも分かるようでは、結論から先の文章を読み進めてはくれませんから注意してください。
❹ 1つの文章をなるべく短くする
「読みにくい文章・分かりにくい文章」の代表とも言えるのが、「長い文章」です。
1つの文章にたくさんの要素を詰め込んでしまうと、非常に読みにくくなり、読者のストレスになります。
例えば、下記の文章を読んでみてください。
いろいろなブログを見ていると、文章中の言葉遣いがなれなれしいものがあり、作者は友達に話しかけるような感覚で書いているのかもしれませんが、僕たちが立ち上げていくブログは、人にものごとを教えるためのものなので、教育者の立場として適切な言葉遣いをするようにしましょう。
どうでしょうか?
最後まで読むのが苦しくて、まるで息継ぎなしで泳いでいるような感覚になりますよね。
そんな思いを読者にさせないためにも、1つの文章はできるだけ短くするように意識しましょう。
先ほどの例文を短く区切ってみます。
いろいろなブログを見ていると、文章中の言葉遣いがなれなれしいものがあります。
作者は、友達に話しかけるような感覚で書いているのかもしれません。
しかし、僕たちが立ち上げていくブログは、人にものごとを教えるためのものです。
なので、教育者の立場として適切な言葉遣いをするようにしましょう。
今度はどうでしょうか?
文章を読む際の息苦しさが改善されて、自然に読めるようになりましたよね。
このように、1つの文章に含まれる要素を少なくすると、その文章が読みやすくなります。
読者にストレスを与えず、記事を最後まで読んでもらうためにも、1つの文章はなるべく短くするように心がけてください。
❺ 語尾に同じ言葉を使わない
ライティング経験の浅い人が長い文章を書くと、つい同じ語尾を繰り返しがちになります。
しかし、読者からすると、そのような文章は単調でメリハリがなく、稚拙だと感じてしまうもの。
そうなると、たとえ良いことを書いていたとしても、記事の内容がなかなか読者の頭に入ってこなくなります。
下記の例文は同じ語尾が連続したものです。
ネットビジネスに必要なのは、コピーライティングです。
なぜなら、コピーライティングは文章で人を行動させるスキルだからです。
ネットビジネスは、ブログやメールなどの文章を使う媒体が主です。
つまり、ネットビジネスはコピーライティングのスキルがなければ成功しないのです。
すべての文章の語尾が「~です。」になっているために、全体として非常に読みにくくなっていますよね。
こんな文章では、読者に「小学生が書いた作文みたいだな。こんなブログに有益な情報なんてないだろう」と見放されるのがオチです。
では、どうすればいいのか?
簡単ですよね。
同じ語尾を繰り返して使わなければいいだけです。
先ほどの例文の語尾に変化をつけてみます。
ネットビジネスに必要なのは、コピーライティングです。
なぜなら、コピーライティングは文章で人を行動させるスキルだから。
ネットビジネスは、ブログやメールなどの文章を使う媒体が主になります。
つまり、ネットビジネスはコピーライティングのスキルがなければ成功しないのです。
いかがですか?
それぞれの文章の語尾を変えることで、メリハリが生まれ、文章の内容が自然と頭に入ってくるようになりました。
では、語尾のパターンを見てみましょう。
● ~です。
● ~ます。
● ~ありません。
● ~でしょう。
● ~ください。
● ~ということ。
● ~らしい。
● ~だ。
● ~である。
● ~できる。
けっこう多いですよね。
上記のパターンを覚え、文章ごとに語尾を変えていけば、メリハリをつけることができるようになります。
ぜひ、あなたの文章に活用してください。
❻ 読者の考えを文章に盛り込む
「読者の考えを文章に盛り込む」というのは、「読者が文章を読んでいるときに考えそうなこと」を文字にして文章に書き入れるということです。
「真路さん、ちょっと何を言っているのか理解できません…」
あなたがそう思うのも無理はありません。
では、今から分かりやすく解説していきますね。
あなたが冒頭の文章を読んだ時に考えそうなことを、僕は予想しました。
その予想した内容(僕の脳内の声)が以下になります。
冒頭の文章は、なるべく分かりやすいように説明したけど、それでも内容としては少し複雑だ。
だから、読者は「書いてある意味が分かりづらいなあ」と思うだろう。
それなら、読者の考える言葉は「真路さん、ちょっと何を言っているのか理解できません…」にしよう。
以上の僕の考えをもとに、あなたが考えていそうなことを「真路さん、ちょっと何を言っているのか理解できません…」という文章にして書いたということです。
つまり、あなたが考えている(かもしれない)ことを予想し、先回りして文章にするということ。
そのことが、どういう効果を生むのか?
読者の気持ちに先回りしてその気持ちを文章に書くことにより、読者は文章の書き手に対して「自分のことを分かってくれている」と思うのです。
その結果、読者は興味を持って文章を読んでくれるようになります。
読者が文章に興味を持ってくれるようになれば、読者の集中力も高まりますし、文章を最後まで読んでくれる可能性も上がるということ。
それは結果的に、読者にとって「読みやすい、分かりやすい文章」になっているということです。
これが「読者の考えを文章に盛り込む」ということになります。
まとめ
あなたのブログを読みやすくするライティングポイントについて解説してきました。
どれも、今すぐ活用できる簡単なものだったと思います。
ぜひ、今日からあなたのブログ記事に取り入れて、より読みやすい文章に磨き上げてください!
❶ 文法を正しく使う
❷ 難しい言葉や専門用語を使わない
❸ 回りくどい言い方をせず、結論から述べる
❹ 1つの文章をなるべく短くする
❺ 語尾に同じ言葉を使わない
❻ 読者の考えを文章に盛り込む