こんにちは、真路(シンジ)です。
あなたは次のような悩みがありませんか?
「アフィリエイトで成果を上げるにはコピーライティングスキルが重要らしいけど、どうすればコピーライティングスキルを高められるんだろう?」
確かにアフィリエイトのような「文章で構成されている」ネットビジネスで成果を上げるには、コピーライティングのスキルは必要不可欠なものになります。
なぜなら、コピーライティングは「文章で人を行動させるスキル」のことだから。
「文章で構成されている」ネットビジネスで成果を上げるためには、「文章」で読者の興味を引きつけ、「文章」であなたの想いに読者を共感させ、「文章」で読者に行動(商品の購入など)を起こしてもらう必要があります。
つまりコピーライティングのスキルがないと、「文章で構成されている」ネットビジネスで、成果を上げることは難しいということです。
だからあなたが「どうやったらコピーライティングのスキルを高められるんだろう」と悩むのは無理もありません。
でも、安心してください!
実はコピーライティングのスキルを高めるには、ある「3つの能力」を上げていけばいいんです。
今回はその「3つの能力」を解説するとともに、
・3つの能力を総合した4つ目の能力とは?
・イソップ物語から学ぶコピーライティング
・3つの能力を高めながら精度の高い文章を書く方法
などについても解説していきます。
この記事を読めば、コピーライティングのスキルアップに必要な能力はどんなものか? ということが理解できるので、あなたは迷わずにコピーライティングのスキルをグングンと高めることができるようになりますよ。
では、さっそく始めましょう!
コピーライティングのスキルアップに必要不可欠な「3つの能力」
コピーライティングのスキルを高めて、ネットビジネスで成果を上げること、それはすなわち「読者の反応を得られる文章」を書けるか否かということです。
なぜ、読者の反応を得られる文章を書けることが成果を出すことにつながるのか?
なぜなら「読者の反応を得られる」ということは、その文章が「読者から興味・関心を引き出し、共感させ、行動(商品購入=成果)させた」ということだから。
逆に「何の反応も得られない」ということは、読者はその文章を読んで何も感じなかった(無反応)から、何の行動(成果)にもつながらなかったということ。
つまり、「反応を得られる文章 = 成果を上げる文章」ということですね。
そして、そのような反応を得られるコピーを書くには、下記の3つの能力が必要になります。
❶ 常に読者の心理を的確に読み取れる能力
→読者が潜在的にどんな情報・メッセージを欲しているか
❷ その読者に対して、伝えるべきメッセージを的確に選び出す能力
→読者にどんな情報・メッセージを提供するべきか
❸ その情報・メッセージを的確に文章にできる能力
→一般的にコピーライティングと言われているスキルはほぼこれに当たる
この3つの能力のうち、どれか1つが欠けていても、本当の意味で「反応を得られる文章」を書いていくことはできません。
「でもコピーライティングって文章を書くスキルですよね? だから❸の能力を高めていくことで反応を得られる文章を書くことができるようになると思うんですけど…」
あなたがそう思うのも当然です。
確かに上記で言えば❸の能力だけが、実際に文章を書くという作業につながっています。
なので必然的にコピーライティングのスキルは「伝えたい情報・メッセージを的確に文章する」という❸の能力に集約されるかのように感じるのも仕方ありません。
ただコピーライティングの本質を突き詰めて考えると、「そもそも『自分が伝えたいと思うメッセージ』が本当に読者が求めているものなのかどうか」という問題が出てきます。
それに、相手に対して的確なメッセージを選び出すことができなければ、その相手の心に響くことはありません。
つまり、反応を得られる文章・成果を上げる文章を書くには❶や❷のような能力が必要だということです。
具体的な例を上げて解説しますね。
❶「常に読者の心理を的確に読み取れる能力」が欠けている場合
例えば、❶「常に読者の心理を的確に読み取れる能力」が欠けている場合を見てみます。
仮に読者が「長期的に稼ぎ続けられるネットビジネスの情報が欲しい」と思っているとしましょう。
もしも、あなたがその読者の心理を的確に読み取ることができず、自分が発信したいからという理由で「1度だけ短期間に稼げるネットビジネスの情報」を記事にしていたらどうなるでしょうか?
読者があなたの記事に興味を持つことはありませんよね?
つまりあなたが「常に読者の心理を的確に読み取れる能力」を備えていなければ、「反応を得られる文章」を書くことはできないということです。
続いて❷「読者に対して、伝えるべきメッセージを的確に選び出す能力」が欠けている場合を見てみましょう。
❷「その読者に対して、伝えるべきメッセージを的確に選び出す能力」が欠けている場合
例えば、あなたの会社に的確な指示を出せない上司はいませんか?
その上司は、さらに上の上司から会社の方針について具体的な指示を受けているのに、あなたに対する指示は単語だけだったり、的外れな内容だったり…。
それは、その上司が部下に対して伝えるべきメッセージを的確に選び出す能力がないということ。
あなたはそんな指示を受けたところで、的確に動けるはずがありませんよね。
これは「反応を得られる文章か否か」の話に置き換えても同じこと。
つまり読者に対して、伝えるべきメッセージを的確に選び出す能力が欠けていたら、読者の心を動かすことはできず、ましてや行動させることなど絶対にできないということです。
以上が、反応を得られる文章・成果を出す文章を書くために❶や❷の能力が必要な理由になります。
続いて❸「情報・メッセージを的確に文章にできる能力」についても解説しますね。
❸「情報・メッセージを的確に文章にできる能力」が欠けている場合
実は「読者の心理を理解して読み取り、的確なメッセージを選び出す」だけでは、読者の反応を得ることはできません。
なぜなら、読者の反応を得るためには、複数あるメッセージを読者の心にしっかりと届くように「文章」として構成する必要があるから。
それこそが、❸の「情報・メッセージを的確に文章にできる能力」になります。
例えば、読者の心に響くメッセージを選び出したからといって、そのメッセージをただ箇条書きに並べたところで読者にしてみれば「ん? なんだこれ!?」と思うだけですよね。
つまり、複数の「読者に響くメッセージ」を読みやすく、分かりやすく、伝わりやすい「文章」に組み立てることができて初めて、「反応を得られる文章」になるということ。
言い換えると、読者の心を揺さぶり、行動を起こさせるには、読者の心に響くメッセージのチカラを最大限に発揮させるように文章を構成する必要がある、ということですね。
ここまでの解説で、「反応を得られる文章」を書いていくには、どの能力も必要不可欠なものだということがご理解いただけたかと思います。
「相手の心理を理解し読み取れる能力」と「その上で的確なメッセージを選び出す能力」、これらは一般的に「心理学」や「対人力」と呼ばれるもの。
やはりどんなに自分の考えを的確な文章にすることができても、人の気持ちや考えを読み取れない人は、人が反応する文章を書くことはできないということです。
心理学や対人力に相当する2つの能力
●常に相手(読者)の心理を的確に読み取れる能力
●その相手(読者)に対して、伝えるべきメッセージを的確に選び出す能力
文章を構成する能力
●的確に選び出したメッセージを文章にできる能力
上記のスキルを高めていくことこそが、コピーライティングで反応を得られる文章を書けるようになる秘訣となります。
ではここから、前述の3つの能力を総合した第4の能力について解説します。
コピーライティングスキルをさらにアップさせるために重要なものなので、引き続きご覧ください。
3つの能力を総合した4つ目の能力とは?
ネットビジネスでは「DRM※」や「セールスレター」のような、長期的、もしくはかなり長い文章によって商品の売り込みや成約を目指していく場合があります。
※DRM:ダイレクトレスポンスマーケティングの略。広告などから何らかの返答(レスポンス)があった見込み客に対して、直接的に販売をかけるマーケティング手法のこと
その場合には、前述した3つの能力が必要なのはもちろん、その3つの能力を総合した4つ目の能力も併せて必要になってくるのです。
その4つ目の能力が以下になります。
❹ 読者の気持ちの流れを的確に読み取れる能力
つまり、「こちらが発信した情報によって読者の気持ち(考え方、理解度、感情など)がどのように変化しているのかを読み取る能力」ということですね。
当然、ある程度長い期間を経るうちに、もしくは長い文章を読むうちに、人の気持ちはどんどん移り変わります。
その移り変わる気持ちの流れを読み取りつつ、前述の3つの能力を総合的に発揮しながら、いかに的確な文章を書くことができるか。
その総合力が必要になってくるわけです。
さて、ここまでこの記事を読み進めたあなたは「あること」に気付いたかもしれませんね。
「はい、もちろん気付きましたよ!(え? 分からない…何だろう?)」
その「あること」とは、「コピーライティングのスキルは常に『読者の立場』に立ってものごとを考え、文章を構成する」ということです。
自分が伝えたいメッセージは言わば二の次。
もちろん、自分の伝えたいメッセージを的確に文章にすることは重要なことです。
しかしそのためには、なによりもまず相手を理解すること。
つまり、こちらの言いたいことをただ読者に押し付けてはダメだということです。
読者の感情や思考を理解してこそ、その読者が反応する文章を書くことができるんですね。
僕のこのブログでは、いたるところで「読者目線で考えることが重要です!」とか「読者の立場に立って読者の悩みを想像しましょう!」という言葉が出てきます。
しつこいくらいに繰り返し解説するほど、「読者の立場に立って考えること」はとても重要だということです。
そのことをうまく表わしている、ある「寓話」があるのでここで見てみましょう。
イソップ物語から学ぶコピーライティング
あなたはイソップ物語の「北風と太陽」をご存知ですか?
「知らないです!」って場合のために動画を載せておきますね。
「北風と太陽」は北風と太陽が旅人の服を脱がせる勝負をする話です。
チカラいっぱい風を吹かせて、無理やり服を吹き飛ばそうとする北風ですが、旅人は寒がってさらに上着を着込んでしまいます。
結局、北風は旅人の服を脱がすことができませんでしたが、太陽は自身の光で旅人を優しく照らすことによって、旅人自ら服を脱ぎすてるようにすることができました…という結末ですね。
「真路さん、その話がコピーライティングとなにか関係あるんですか?」
実はこの話、正しいコピーライティングによって人を行動させるプロセスそのものだと僕は思うのです。
北風ではなく太陽のような文章を書こう
「北風と太陽」の話の中で、北風はただひたすらに強風を旅人に吹きつけるだけ。
それで旅人が寒がっても、お構いなしにビュービューと風を起こし続けます。
これをコピーライティングに置き換えるとどうなるでしょうか?
北風のような文章。
それは読者の欲している情報や、読者の気持ち・状況などを一切考えずに、書き手が発信したいことばかりを好き勝手に押し付ける文章です。
「この商品はものすごくいいものです! だから絶対に買ってください。買えば必ず稼ぐことができますから!」
こんな文章からは、ほぼ絶対的に良い結果は生まないでしょう。
もし仮に成約にまでたどり着いたとしても、大半は「クレーム」や「不満」に直結してしまうと思います。
なぜなら読者の心には文章の書き手に「押し売りされた感」があるから。
ではどうすればいいのか?
勘の鋭いあなたならもうお分かりですよね?
そう、僕らは「太陽のような文章」を書くようにするべきだということです!
「太陽のような文章」とは、北風のように無理やり服を吹き飛ばそうとするのではなく、読者の自主的な「行動」を引き出せるような文章のこと。
「この商品、欲しいでしょ!?」と押し売りするのではなく、読者に心から「欲しい!」と思わせる文章です。
「読者の立場」に立って、読者の感情や思考を理解してこそ、その読者が反応する文章を書くことができるんですね。
そのような文章を書くためには、やはり前述した4つの能力を高めていくことが近道となります。
なので、まとめてもう1度載せておきますね。
❶ 常に相手(読者)の心理を的確に読み取れる能力
❷ その相手(読者)に対して、伝えるべきメッセージを的確に選び出す能力
❸ 的確に選び出したメッセージを文章にできる能力
❹ 読者の気持ちの流れを的確に読み取れる能力
読者に「読みたい」と思わせ、「欲しい」と感じさせ、自主的な行動を起こさせる「太陽」のような文章。
繰り返しになりますが、そのような文章を作っていくには、あなたが『読者の立場』に立ってものごとを考えることから始まります。
文章を書く際は、そのことを頭に入れておいてください!
では最後になりますが、ここからは前述の3つの能力を高めながら精度の高い文章を書く方法を解説します。
さっそく始めましょう!
3つの能力を高めながら精度の高い文章を書く方法
コピーライティングのスキルアップに必要不可欠な「3つの能力」とは、以下の通りでしたね。
❶ 常に相手(読者)の心理を的確に読み取れる能力
❷ その相手(読者)に対して、伝えるべきメッセージを的確に選び出す能力
❸ 的確に選び出したメッセージを文章にできる能力
上記の3つの能力、そのそれぞれを高めながら精度の高い文章を書く方法があります。
その方法とは、「自分が書いた文章を、常にフラットな目線で読み返すクセをつける」というもの。
フラットな目線、つまり自分の主観から離れた「客観的目線」で、自分自身の文章を「ゼロ」の状態から読み返していくんです。
その過程で、文章の違和感に気付いたらそれを修正し、また同じように客観的に読み返していく。
コピーライティングにおいて、これ以上の鍛錬方法はありません。
実際のところ、この作業を習慣にすることができれば、おかしな言い回しや不自然な文章、伝わらない文章などは徐々に気付くことができるようになります。
そうなれば、「自分が客観的に納得できる文章になるまで書き直す」ということができるようになるはずです。
つまり、その「客観視」さえ的確に行なっていくことができれば、自ずといつかは「反応得られる文章」にたどり着きます。
その読み書きを何度も繰り返していくことで、どんどんと洞察力や文章力などのスキルが向上していく、ということですね。
ひたすら勉強してやみくもに文章を書いたところで、それはただの「詰め込み」と「書き殴り」でしかありません。
しつこいですが(笑)、やはり重要なのは「常に読者の気持ちを考えて文章を書いていく」ということ。
それを適切に行なっていくには、「常にその読者の立場に立って文章を読み、違和感を感じたら書き直す」ということを習慣にすることです。
大変ですが、これ以上の鍛錬方法はありません。
精度の高い文章を書けるようになるためにも、ぜひやってみてください。
まとめ
今回は、コピーライティングのスキルアップに必要不可欠な3つの能力と、その3つを総合した4つ目の能力について解説してきました。
その4つの能力が以下になります。
❶ 常に相手(読者)の心理を的確に読み取れる能力
❷ その相手(読者)に対して、伝えるべきメッセージを的確に選び出す能力
❸ 的確に選び出したメッセージを文章にできる能力
❹ 読者の気持ちの流れを的確に読み取れる能力
非常に重要なことなので何度も繰り返しますが、コピーライティングは常に読者の立場に立って考えることがなによりも大切です。
「この場面なら読者はどう感じるだろうか?」
「この言葉を書いたら読者はそれに対してどう反応するだろうか?」
このように、読者の気持ちを常に想像し、考えることでコピーライティングのスキルが高まっていくんですね。
そしてその4つの能力を高めながら精度の高い文章を書く方法が下記になります。
●自分が書いた文章を、常にフラットな目線で読み返すクセをつける
この方法を習慣にして身につけることで「自分が客観的に納得できる文章になるまで書き直す」ということができるようになるのです。
ぜひ、お伝えした内容を読み込んでお試しいただき、あなたのコピーライティングに役立ててください。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた、次の記事でお会いしましょう!