こんにちは、真路(シンジ)です。
ブログを書いている人は、たいてい、ある『悲しい現実』にぶち当たります。
「読者が反応してくれない…(涙)」
そう、『読者からの反応がまったくない』という現実です。
自分の思いを込めてブログ記事を書いているのに、申し込みや問い合わせはもちろん、「記事、読みましたよ」などのコメントすら返ってこない。
この現実、かなりヘコみますよ(体験者は語る…)。
あなたのブログは、どうですか?
もしもあなたのブログが、この「悲しい現実」にぶち当たっているのなら、今すぐに『読者がおもわず反応する文章』の書き方を覚えることをオススメします。
実は、いくつかのポイントを押さえた文章を書くことで、読者がぐんぐん反応する文章にすることができるんです。
そこで今回は、
・「読者がおもわず反応する文章」とは?
・「読者がおもわず反応する文章」の書き方
・「読者が反応しやすくなる文章」を書く3つのコツ
について詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたは「読者がおもわず反応する文章」をサクサク書けるようになりますよ。
では、さっそく始めましょう!
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「読者がおもわず反応する文章」とは?
「読者がおもわず反応する文章」とは、下記のような文章です。
● 鮮明にイメージできる文章
● 感覚的に理解できる文章
これらは、「頭の中に映像が浮かぶ文章」と言い換えることもできます。
人の脳は、言葉の意味を具体的にイメージできるほど、その文章への理解が深まります。
さらに、脳はイメージできることは行動しようとしますが、イメージできないことは行動しようとしない特性があるんです。
例えば、次の文章を読んでみてください。
このノートパソコンはめちゃくちゃ頑丈なので、めったに壊れません。
「パソコンをハードに扱うから、すぐに壊してしまう」というあなたにオススメですよ!
オススメする理由が「めちゃくちゃ頑丈」とのことですが、それだけでは具体的にどのくらい頑丈なのかがイメージできませんよね。
なので、オススメされても読者は欲しいと思わない(購入という行動をしようとしない)のです。
では、このように書き換えるとどうでしょうか?
このノートパソコンはめちゃくちゃ頑丈で、なんとゾウが踏みつけても壊れないほどです!
「パソコンをハードに扱うから、すぐに壊してしまう」というあなたにオススメですよ!
この文章なら、どのくらい頑丈なのか具体的にイメージできますよね。
なぜなら、ゾウに踏みつけられてもびくともしないノートパソコンの『映像』が、あなたの頭の中に浮かんできたからです。
この文章なら、パソコンに興味を持つ人や、実物を見てみようとショップに足を運ぶ人も出てきます。
つまり、文章を読むことで「思わず反応(行動)してしまう」人が出てくるということです。
このように、「読者がおもわず反応する文章」とは、「内容を鮮明にイメージできて、感覚的に理解できる文章」になります。
言い換えると、「頭の中に映像が浮かぶ文章」ですね。
では次に、このような文章を書くための具体的な表現方法について解説します!
「鮮明にイメージできて、感覚的に理解できる文章」にするための表現方法
「鮮明にイメージできて、感覚的に理解できる文章」を書くには、次のような表現方法を使います。
❶ 五感を使う
❷ 身近で分かりやすいものに例える
❸ 連想しやすいものに置き換える
順番に解説しますね。
表現方法❶ 五感を使う
五感を使った表現をすると、読者はその情景を鮮明にイメージします。
なぜなら、人は五感※を通して身のまわりのものを体感し、情報を得ているからです。
※五感:視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の5つの感覚のこと。
そして、それらの情報には、「記憶」が強く結びついています。
つまり、五感を使った表現をすれば、その文章を読んだ読者は記憶を刺激され、無意識にその情景を思い浮かべてしまうんですね。
例えば、プロフィール記事に次のような文章を書いてみます。
「毎朝の通勤時、僕はぎゅうぎゅう詰めの電車に揺られていました。
同じように電車通勤している人は分かると思いますが、社内はまるで地獄です。
隣りのおじさんの体臭や口臭、汗でジットリと湿ったスーツ…。
その地獄を抜け出しても、会社はキーボードをカチャカチャと叩く音や上司の舌打ちする音で、確実に心がすり減っていくのが分かります…」
● ぎゅうぎゅう詰めの電車=視覚・触覚による記憶
●おじさんの体臭や口臭=嗅覚による記憶
●カチャカチャと叩く音・上司の舌打ちする音=聴覚による記憶
「なんだか通勤時の重い気分がよみがえって、心が沈んできました…」
そう感じてもらえると、書いた甲斐があります(笑)。
それだけこの文章が、「分かるわぁ、この感じ…」とおもわず反応するような文章だということですからね。
このように、五感を使った表現をすることで読者の記憶を刺激することができます。
その結果、読者は無意識にその情景をイメージしてしまうのです。
表現方法❷ 身近で分かりやすいものに例える
読者にとって身近で分かりやすいものに例えることで、文章が感覚的に理解しやすいものになります。
例えば、「起業」を「車」に例えてみますね。
「起業」は、始めるのがいちばん大変で、軌道に乗り出したらけっこうラクなんですよ。
ちょうど車みたいなものです。
車も、発進する時にいちばん大きなエネルギーを必要とします。
でも、加速してスピードに乗った車は、少ないエネルギーでラクに走ることができますからね。
どうでしょうか?
「起業は立ち上げこそ大変だけど、軌道に乗ればラクなんだ」ということを、身近な車に例えることで、「なるほど、そういうことか」と感覚的に理解できますよね。
この表現方法の注意ポイントは、「読者にとって『身近で分かりやすいもの』で例える」ということです。
限られた人しか知らないマニアックなもので例えたら、それを知らない読者にとっては、よけいに意味が分からなくなってしまいますから。
(ガンダム好きな僕としては、登場人物の名セリフや用語で例えたいけど、ガンダムを知らない人は多いですもんね…残念…)
表現方法❸ 連想しやすいものに置き換える
コピーライティングでは、「数字を使って具体的に表現する」というテクニックがあります。
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これはこれで正しいテクニックなのですが、なんでもかんでも数字にすればイメージしやすいかというと、そうではありません。
例えば、「7,000㎡の広さ」と言われても、ピンときませんよね?
なので、こういう場合は連想しやすいものに置き換えましょう。
例)
●高さ15m⇒マンションの5階
●7,000㎡の広さ⇒サッカーコートの広さ
●ビタミンCが1,000mg⇒レモン5個分のビタミンC
このように、数字を連想しやすいものに置き換えることで、すぐにイメージできるようになります。
さて、ここまで「『鮮明にイメージできて、感覚的に理解できる文章』にするための表現方法」について解説してきました。
では最後に、「読者が反応しやすくなる文章」を書くコツについてお話しします。
「読者が反応しやすくなる文章」を書く3つのコツ
「読者が反応しやすくなる文章」を書く3つのコツは、下記の通りです。
❶ 表現を変えて主張を繰り返す
❷ 感情に響きやすい言葉を使う
❸ ポジティブな言葉を使う
順番に解説しますね。
コツ❶ 表現を変えて主張を繰り返す
主張を繰り返すことで、メッセージが読者に伝わりやすくなります。
ただし、同じ言い回しで主張を繰り返すと読者をイライラさせてしまうので、表現の仕方を変えましょう。
例えば、
「コピーライティングはアフィリエイトにおいて重要なスキル」
という主張を繰り返す場合は、次のように少しずつ表現を変えます。
●アフィリエイトで成功するためには、コピーライティングのスキルが必要不可欠です
●文章を書くアフィリエイトにおいて、コピーライティングのスキルは切っても切れない存在です
●アフィリエイトで成功するには信頼関係を築く必要があり、信頼関係を築くためにはコピーライティングを駆使するしかありません
●読者の心理を利用したコピーライティングを駆使すれば、あなたがアフィリエイトする商品は面白いくらいに売れていくのです
このように表現を変えていけば、しつこさを感じさせることなく主張を繰り返すことができます。
その結果、読者はあなたのメッセージに何度も触れることになり、知らず知らずのうちに反応しやすくなっていくんですね。
コツ❷ 感情に響きやすい言葉を使う
感情に響きやすい言葉を使うことで、書き手の意図を感覚的に伝えられます。
というのも、言葉にはその言葉自身が持つイメージがあるからです。
例えば、読者に金額の高い書籍の購入を勧める場合、次のAとBの文章はどちらが有効だと思いますか?
A:この書籍にかかる1万円は、「経費」と考えれば高くないと思います
B:この書籍にかかる1万円は、まさに「あなたの未来への投資」です
Aの「経費」という言葉には、事務的で「マイナス・お金がなくなる」というイメージがあります。
一方で、Bの「未来への投資」という言葉には、「後で回収できる・未来が良くなる」という前向きなイメージがありますよね。
なのでBの文章の方が、読者に金額の高い書籍の購入を勧める際に有効なのです。
つまり、「経費」と「未来への投資」の2つの言葉は、「消費する」という意味合いは同じですが、「未来への投資」の方がより感情に響く言葉ということになります。
このように、感情に響きやすい言葉を使うことで、書き手の意図を感覚的に伝えることができるんです。
コツ❸ ポジティブな言葉を使う
主張したいメッセージには、できるだけポジティブな言葉を使うようにしましょう。
なぜなら、人が文章を記憶する時には単語をとらえて覚えるため、否定の部分が印象に残りにくいからです。
例えば、「傷はほとんどありません」という文章は、「ほとんどありません」の部分が消えて、「傷」だけが記憶に残りやすくなります。
なので、「ほとんどない」ということを伝える場合は、「ほぼ無傷です」という文章にした方が伝わりやすいんです。
僕も、
「この記事を読めば、あなたは『読者から反応が全然ない!』なんて悲しい気分にならなくてすみますよ!」
みたいな否定の言葉で書かずに、
「この記事を読めば、あなたは『読者からの問い合わせでメールがパンクしそう!』という嬉しい悲鳴を上げることになりますよ!」
みたいに、ポジティブな言葉で書くように改めて意識するようにします(笑)。
まとめ
今回は、「読者がおもわず反応する文章の書き方【言葉で映像を届けよう!】」について解説しました。
「読者がおもわず反応する文章」とは、次のような文章のことです。
● 鮮明にイメージできる文章
● 感覚的に理解できる文章
「内容を鮮明にイメージできて、感覚的に理解できる文章」は、「頭の中に『映像』が浮かぶ文章」と言い換えることもできます。
「内容を鮮明にイメージできて、感覚的に理解できる文章」の書き方は次の通りです。
❶ 五感を使う
❷ 身近で分かりやすいものに例える
❸ 連想しやすいものに置き換える
さらに、「反応しやすくなる文章」を書くためには次の3つのコツがあります。
❶ 表現を変えて主張を繰り返す
❷ 感情に響きやすい言葉を使う
❸ ポジティブな言葉を使う
お疲れ様でした。
今回ご紹介したライティング方法を身につけることで、読者の反応が「コメント」や「問い合わせ」のカタチとなって増えていきます。
読者との「つながり」を感じられるのは、とても嬉しいものです。
そして最終的に、それらは売り上げへとつながっていきます。
「読者がおもわず反応する文章の書き方」、ぜひあなたも身につけてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた、次の記事でお会いしましょう!