こんにちは、真路(シンジ)です。
あなたは、今の仕事に満足していますか?
転職したいと思ったことはありませんか?
普通に仕事をしていたら、「あー…仕事しんどい。転職したら楽になれるかなあ」なんて1回ぐらいは考えたことがありますよね。
僕はしょっちゅう考えていました(笑)。
なにしろ僕は、長年にわたってブラック業界で働いていましたから。(その時の様子はプロフィール記事でご覧いただけます)
なので、転職に迷うあなたの気持ちはよく分かります。
ただ、よく分かるからこそ僕はあなたに「転職」をオススメしません。
その理由は、たとえあなたが転職したとしても、ご自身で想い描いている『本当に生きたい理想の人生』を送れる可能性は低いからです。
「えー。じゃあ、現状のままでいるしかないの?」
いえいえ、そうではありません。
もしあなたが、
「なんとか現状を変えたい!」
「私が本当に生きたい人生は、こんな働き方をする人生じゃない!」
と強く思っているなら、この記事があなたの力になれます。
この記事では、
・転職理由ランキング
・転職理由の【本音】ランキング
・転職の失敗談
・転職せずに理想の人生を送る方法
などについて詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたは転職をせずに「【本当に生きたい理想の人生】を送る方法」のヒントをつかむことができますよ。
では、さっそく始めましょう!
あなたが転職したいのはなぜ?|転職理由ランキング
転職をする理由は人それぞれですが、実際にはどのような理由で転職する人が多いのでしょうか?
まずは、転職を応援する「doda(デューダ)」が発表した転職理由ランキングを見てみましょう。
出典:doda 転職理由ランキング2019
こうして具体的な転職理由を見てみると、僕としては「なるほどなあ、その気持ちは分かる」と共感できるものがいくつかあります。
あなたの転職理由はこの中にありましたか?
ランキングの第1位は「ほかにやりたい仕事がある」という理由です。
この理由で転職したい人たちの気持ちは、こんな感じかもしれません。
「今の会社ではできないことがある」
「本当はこういったことがしたいんだ!」
「だからそれができる会社に移りたい」
さて、「ほかにやりたい仕事がある」という理由は「志(こころざし)」に関するものですが、これは本心なのでしょうか?
「どういう意味ですか?」
人の発言には、「本音と建前」がありますからね。
実際、転職者が企業側に伝える「離職の理由」と心の中の「本当の理由」は異なる場合が多いのです。
では、転職者の「本当の理由=本音」を見てみましょう。
転職の本音は人間関係に関するものが圧倒的に多い
【転職理由の本音ランキング】は、求人情報・人材紹介サービス企業のエン・ジャパンが転職コンサルタントを取材し、まとめたものです。
出典:en-japan 転職理由のホンネとタテマエ
第1位は「報酬を上げたい」で経済面に関することですね。
ですが、この「本音ランキング」で注目すべきは、同率で3つ並んでいる第2位の項目。
● 上司と合わない
● 職場の人間関係が合わない
● 評価に納得できない
これら3つの転職理由は、すべて「人間関係の悩み」なのです。
3つ目の理由「評価に納得できない」は、上司が自分を正当に評価してくれないという不満であり、「自分のことを正しく評価してくれる上司なら、辛い思いをしなくていいのに…」という思いが透けて見えます。
なので、これも一種の「人間関係の悩み」になります。
つまり、転職者の本音で多いのは「人間関係がうまくいかないから転職したい」というものだということ。
確かに仕事をする上で、上司や先輩、同僚や部下など周囲の人とうまくいかなければ、仕事もうまくいくはずがありません。
組織内での仕事は、それに携わる一人ひとりの力が積み重なって進んでいくもので、自分1人がなんとかしようとしてもうまく回るものではありませんからね。
では、ここで少し考えてみてください。
果たして、転職することで「人間関係の悩み」は解決できると思いますか?
転職しても今の状況が良くなる保証はない
転職理由の本音で上位を占めているのは「人間関係の悩み」でした。
では実際のところ、人間関係で悩んでいる人は、転職をすればその悩みは解決できるのでしょうか?
結論から言うと、今の会社の人間関係が嫌だからといって、勢いで転職しても状況が良くなる保証はありません。
もちろん、転職先の職場の人たちが気の合う人であったなら、その悩みは解決するでしょう。
しかし逆に、転職先の人間関係の方が今の会社よりさらにひどいものだった…ということだって充分にあり得るわけです。
これは例えるなら、学校のクラス替えのようなもの。
クラス替えは、あなたがどうしても気が合わないクラスメイトと離れられる唯一のチャンス。
なのにクラス替えが行なわれた結果、新しいクラスにはもっと苦手なタイプの同級生が増えてしまった…。
これと同じように、転職して人間関係の悩みが解消されるかどうかは、新たな会社に入社してみるまで分からないのです。
だからこそ、人間関係の悩みによる転職結果は運によるところが大きく、運が悪ければあなたにとって良い人間関係を築ける会社に当たるまで延々と転職を繰り返すことになります。
僕の場合は、「嫌な人間関係から離れて、心機一転、新天地で頑張るぞ!」と外に飛び出したところで、人の気質はどこの会社も同じようなものでした。
そして会社が変わっても、周囲の人たちとのコミュニケーションの仕方は基本的にどこへ移ろうと変わりません。
とはいえ僕の経験だけでは一方的なので、具体的な転職の失敗談を見ていきましょう。
転職なんてするんじゃなかった|転職の失敗談
それでは、人間関係の悩みを理由に転職した人たちの失敗談をご覧ください。
失敗談❶ 職場の勤務体制や人間関係に不満!と思ったら、転職先はさらに最悪
私は看護師として働いています。
前の病院では不規則な勤務体制や人間関係のトラブルなどがあり、常々別の病院に転職したいと考えていました。
そんな時にたまたま看護師急募の広告が目に入り、面接を受けてみたところ、すぐに採用通知を貰ったのもあり、意を決して転職を決めました。
しかし結果的に後悔しています。
転職先は仕事も人間関係もぎこちなく、転職してひと月、ふた月と経っても職場の雰囲気は良くなりません。
そのうち辞めていく人も出てきました。
以前から働いている看護師さんたちとの意思疎通がうまくいかないのです。
内心としては以前の病院に戻りたい気持ちです。
人に相談せず、人の意見も聞かず、自分の行動は浅はかだったと思い悔やんでいます。
(出典:Jobmark 転職したら後悔した!みんなの失敗体験談8選から学ぶ)
失敗談❷ 今の職場は人間関係がギスギス…挨拶を無視されることも
私は以前の職場で同僚と気が合わず、辛い思いをしていました。
なので転職する際は、職場の雰囲気が良いことを条件にしていたのです。
募集広告には、転職先の企業について「人間関係が良好」と書いてありました。
しかし、いざ転職してみると全然違うんです。
社員内には派閥があるし、私が挨拶しても無視されます。
時にはコソコソ陰口を言われることも…。
わたしが入社して3ヵ月経ちましたが、すでに辞めた同期もいます。
転職失敗したかなあ…。
(出典:介護求人ナビ)
失敗談❸ 自分が変わらなければどの会社でも同じ
私が転職した理由は、人間関係です。
当時、私には心の余裕が全くありませんでした。
自分だけが小さな仕事をさせられて、同僚には大きな仕事が任されている。
私はこの会社にとって必要ない人間だ…と思い込み、上司と同僚が打ち合わせしていても自分の悪口を言われていると被害妄想を抱くようになっていたのです。
「この会社を脱出して、他の会社で新たな人間関係を作れば全て解決する」
そう思い込み、逃げ出すように転職しました。
けど、次の会社でも状況は同じ。
社員に陰口を言われているような気がして仕事どころではなくなり、私は病院で社会適応障害と診断され、退職することになったのです。
(H県 Tさん)
さて、人間関係の悩みを理由に転職した人たちの失敗談を読んであなたはどう思いましたか?
ちなみに3例目のH県 Tさんというのは僕の友人で、彼から直接聞いた内容を掲載しました。
上記の転職例からも分かるように、やはりあなたが今の職場の人間関係が嫌だからといって、転職すれば解決するとは限らないのです。
では転職をする前に、次の会社の雰囲気などを調べてみるのはどうでしょうか?
確かに、ある程度規模の大きい会社であったり有名な企業であれば、インターネット上に社内の雰囲気や人間関係の口コミが見つかることもあります。
ただ、もし口コミで「人間関係が良好」と書かれていても、あなたがその会社に入って良好な人間関係を築けるかどうかはまた別の話なのです。
さて、ここまで人間関係を理由とした転職に焦点を当て解説してきましたが、その他の転職理由はどうでしょうか?
改めて【転職理由の本音ランキング】を見てみます。
出典:en-japan 転職理由のホンネとタテマエ
前述した2位以外でランキングしているのは、「1位:報酬を上げたい」と「5位:会社の将来性が不安」です。
この2つは「経済面の不安」から生じるものですよね。
では「経済面の不安」が理由で転職する場合は、転職することで悩みを解消することができるのでしょうか?
経済面の不安は転職で解消されるのか?
「報酬を上げたい」と「会社の将来が不安」という転職理由は、経済面の不安から生じる理由でしたね。
では、転職することでその経済面の不安は解消されるのか?というと、可能性としてはあまり高くありません。
その理由は、それぞれ以下の通り。
● 転職者のうち約6割は年収が上がらない
● 大企業でさえ倒産してもおかしくない時代
では、順番に解説しますね。
転職者のうち約6割は年収が上がらない
「報酬を上げたい」というのが、転職理由の本音で一番多いものでした。
ただ、その経済面の不安は転職しても解消される可能性は高くありません。
なぜなら、転職者のうち約6割は年収が上がっていないという結果が出ているからです。
厚生労働省が発表した雇用動向調査の中の「転職入職者の賃金変動状況2018」によると、転職者の年収増減の割合は以下の通りでした。
転職者の年収増減の割合● 増加した人 :37%
● 減少した人 :35%
● 現状維持の人:28%
出典:厚生労働省・雇用動向調査2018
この調査結果を見ると、転職者のうち63%は年収が変わらず現状維持、もしくは下がっていることが分かります。
報酬が下がる理由は、異職種・異業種からの転職による実績の無さや、より規模が小さい会社への転職などがあるでしょう。
いずれにせよ、報酬を上げたいと願っていざ転職をしても、その願いが叶った人は4割もいないということです。
だからこそ、多くの人は転職しても「報酬を上げたい」という経済面の不安は解消できないということになります。
大企業でさえ倒産してもおかしくない時代
「会社の将来が不安」という理由で転職しても、おそらく同じ悩みがあなたに付いて回ることになります。
なぜなら、これからの日本はかつてのような経済的成長を望めないからです。
現在、日本という国が経済大国であることは間違いありません。
それでも今後、日本はどんどん衰退していくことでしょう。
そのことを裏付ける動画があります。
1つ目が1960~2017年までの世界各国のGDP推移を表わしており、2つ目が同じく2100年までの予想です。
これらの動画を見ると、かつてはアメリカに次ぐ世界第2位の経済大国にまで駆け上がった日本が、中国に抜かれ、近い将来にインドにも抜かれて、ズルズルと後退していくのが分かります。
するとどうなると思いますか?
国内の企業は、これまで通りの収益を維持できなくなります。
倒産してしまう会社もたくさん出てくるでしょう。
それは大企業も例外ではありません。
つまりこの先、いつ大企業が倒産してもおかしくない時代が到来するということ。
なので、あなたが「会社の将来が不安」という理由で転職しても、転職先の会社で定年まで働ける保証などどこにもありません。
だからこそ、あなたがどんな会社に移ろうとも「会社の将来が不安」という悩みはこれから先も付いて回るのです。
さてここまでの解説で、「人間関係」や「経済面」が転職理由の場合、転職してもその悩みが解消される可能性は低いということが分かりました。
さらに、今の世の中は大リストラ時代です。
2019年5月、経団連会長とトヨタ自動車社長が相次いで、「日本では終身雇用制度が維持できない段階にきている」「雇用体制の変革が必要」との旨の発言を行いました。
東芝はグループで7000人の削減を発表、NECは3000人削減、三菱UFJフィナンシャル・グループは9500人分の業務量削減を発表しています。
もはやこれからの時代、会社や組織に縛られて生きることは人生において賢い選択とは言えないのです。
「じゃあ、いったいどうすればいいんですか…!?」
あなたはそう疑問に思いますよね。
その答えは、「個人で稼ぐスキルを身につける」以外にありません。
もしあなたが今の会社にいることで「身も心もボロボロ」な状態なら、そんな会社はすぐに辞めたほうが良いです。
でもそうではなくて、「将来に希望が持てない…」とか「今の仕事を辞めて転職すれば、やりたいことがみつかるかな」という考えなら、転職するのは思いとどまってください。
かといって、「このまま今の会社で一生頑張れ!」などと言うつもりもありません。
ひとまず今の会社で給料をもらいつつ、いざという時のために「個人で稼ぐスキル」を身に付けていけば良いのです。
ではここから、その方法について解説してきますね。
「個人で稼ぐスキル」を身につける方法とは?あなたが「本当に生きたい理想の人生」を送るためにやるべきこと
あなたが「個人で稼ぐスキル」を身につければ、会社や組織に縛られることもなく、大企業が倒産するような未来が到来しても恐れることはありません。
その「個人で稼ぐスキル」を身につけるために最適なのが、ネットビジネスです。
ネットビジネスは、パソコンさえあれば作業する時間や場所を選びません。
会社のお昼休みや休憩の時間を利用したり、仕事を終えてから自宅で作業することも可能。
さらにネットビジネスの中には、人間心理や人がモノを買う時の感情などビジネスの本質を学びながら稼げるビジネスモデルがあります。
つまり、ネットビジネスなら本業を続けながら実践することができ、一生使える本質のスキルを身につけることができるのです。
要は本業のかたわら、まずは副業として始めることができるということ。
「そんな大変そうなこと、私にはできそうにないのですが…」
あなたがそう思う気持ちはよく分かりますが、大げさに考える必要はありません。
現に多くのサラリーマンが、副業としてネットビジネスを始めています。
その理由は、ネットビジネスに大きなメリットがあるからなんです。
そのメリットは以下の通り。
● 始めるための費用が少なくて済む
● 時間と場所に縛られない
● 不労所得になるものがある
● 最小限のスキルで大きな利益を生む
お金をかけずに始められて、パソコンさえあれば、いつでもどこでもできる。
リスクがほとんどなく、スキルを身につけて成功すれば大きく稼げる可能性がある…。
それがネットビジネスです。
どうですか?
「これなら私でも挑戦できるかもしれない!」
そう思えたのではないでしょうか?
ネットビジネスは、日々の積み重ねが「自分の力=スキル」となって蓄えられていきます。
僕自身、デザイナーとして会社で働きながらネットビジネスに取り組みました。
その結果、自分の力で稼ぐスキルを身につけ、今では会社に依存しない人生を送ることができています。
もしあなたが、「なんとか現状を変えたい…」「私が本当に生きたい人生は、こんな働き方をする人生じゃなかった!」と悩んでいるのなら、副業としてネットビジネスに取り組んでみるのも1つの選択肢です。
今のうちに「個人で稼いでいけるスキル」を身につけていれば、たとえ大企業が倒産するような未来が来ても何も恐れることはありませんからね。
もう一度言いますが、今後の日本が衰退していくことは間違いない事実であり、会社や組織に縛られて生きることは人生においてもはや賢い選択ではないのです。
つまり転職をしても現状を変えることは難しく、何か思い切って行動をしなければ何も変わりません。
あなたが未来を見据えて、「ネットビジネスのことが知りたくなってきた」と少しでも思ったら、下記の記事をご覧ください。
ネットビジネスについて分かりやすくまとめているので、参考になるかと思います。
まとめ
今回は、「転職の理由」や「転職の失敗談」そして「転職の失敗談から学ぶ『本当に生きたい人生』を手に入れる方法」などについて解説しました。
転職したい本音の理由は、「人間関係」と「経済面の不安」が圧倒的に多いが、転職によってそれらの不安が解消される可能性は低いということでしたね。
そしてそれらの不安を解消するには、「個人で稼ぐスキルを身につける」しかありません。
そのスキルを身につける方法が、ネットビジネスに取り組んでみること。
ネットビジネスによって「個人で稼ぐスキル」を身につければ、会社や組織に縛られることもなく、大企業が倒産するような未来が到来しても何も恐れることはありません。
あなたがこの記事を読んで、「転職するのではなく、ネットビジネスに取り組むことで、自分の生きたい理想の人生を送れるかもしれない!」と希望を持ってくれたら幸いです。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた、次の記事でお会いしましょう!