こんにちは、真路(シンジ)です。
「私のブログ、記事はたくさんあるのにアクセスが全然集まらない…どうしてなんだろう?」
このように悩んでいる情報発信者は、たくさんいます。
ただ、そういう人たちのブログには大抵、「集客」を目的とした記事がありません。
読者(見込み客)を集めることが目的の「集客記事」がブログになければ、アクセスが集まらないのは当然のことです。
集客記事は、いわばブログの「入口」。
つまり集客記事のないブログは、読者にしてみれば「どこにも入口がないブログ」のようなものです。
入口がなければ、読者はそのブログに入ることができませんし、大勢が集まることもありません。
そして、アフィリエイトブログに読者が集まらなければ、収益が上がることもないのです。
だからこそアフィリエイトブログには、読者を集めるための集客記事が必要不可欠。
そこで今回は、「アフィリエイトブログのアクセス数を上げる集客記事の書き方」について解説していきます。
あなたがこの記事を読み、集客記事の書き方を習得することで得られるメリットは、以下の4つ。
❶ ブログのアクセス数が上がる
❷ 狙った層の読者だけを集客できる
❸ 長期的な集客ができる
❹ 集客を自動化することができる
つまり集客記事を書くことで、あなたは自身のブログを「行列の絶えないブログ」に育てることができます。
それでは、さっそく始めましょう!
ちなみに、情報商材アフィリエイトにおける各種記事については以下の記事で詳しく解説しています。
アフィリエイトブログの集客記事の書き方|キーワード選定
集客記事を書くためには、「キーワード選定」が必要になります。
キーワードとは、「ネット 稼ぐ」や「東京 天気 明日」などのような、Googleで調べものをする際に検索窓に入力する言葉のこと。
そのキーワードを選び出すための作業が、キーワード選定です。
では、どのようなキーワードを選べばいいのでしょうか?
その答えが「抽象的なキーワード」です。
「どうして『抽象的』なキーワードなんですか?」
その理由は、以下の3つになります。
❶ 抽象的なキーワードは、長期的に検索される傾向がある
❷ 抽象的なキーワードを検索する読者は、見込み客になる可能性が高い
❸ 強力なライバルとの戦いを避けることができる
順番に詳しく解説しますね。
理由❶ 抽象的なキーワードは長期的に検索される傾向がある
抽象的なキーワードは、長期的に検索される傾向があります。
言い換えると、抽象的なキーワードは、言葉としての流行り廃りがなく、長い期間に渡って多くの人が検索する言葉だということです。
例えば、「起業」という抽象的なキーワードは、1年を通じて多くの人が検索します。
下記の画像は、「起業」という言葉がどのくらい検索されているのかを、「キーワードプランナー」というツールで調べたものです。
↑キーワードプランナー画面
赤枠部分には、「月間平均検索ボリューム 1万〜10万」と表示されていますが、これは、1ヵ月間に「起業」という言葉が1万〜10万回ほど検索されたということを示しています。
かなりの数ですよね。
そして「起業」という言葉の月間平均検索ボリュームは、1年を通じてほとんど変化がありません。
1年を通じてそれだけ多くの人が検索しているということは、その言葉は常に一定の需要があるということです。
なので、一定の需要がある言葉をキーワードに選んで記事にすれば、必然的にその記事の需要も一定数あるということになります。
だからこそ、抽象的なキーワードを選ぶことが大切なんですね。
理由❷ 抽象的なキーワードを検索する読者は、見込み客になる可能性が高い
抽象的なキーワードを検索してあなたのブログを訪れる読者は、「今すぐに○○が欲しい」という気持ちを持っていません。
つまり、「購買意欲が低い」読者ということになります。
もしも購買意欲が高い読者なら、抽象的なキーワードで検索せずに、もっと具体的なキーワードで検索するはずです。
例えば、「情報商材 商品名 値段」とか「情報商材 商品名 口コミ」のようなキーワードで検索するでしょう。
実際の商品名といっしょに値段や口コミを調べたりするのは、内容に納得すればすぐにでもその商品が欲しいと考えているような、購買意欲の高い人が取る行動だからです。
なので、具体的なキーワードと正反対の抽象的なキーワードを検索する人は、購買意欲が低いということになります。
「それなら、抽象的なキーワードを使うことは無意味じゃないですか?」
いえ、決してそうではありません。
なぜなら、抽象的なキーワードを検索してくる読者は、見込み客となる可能性が高いからです。
そのような読者は、今はまだ、あなたが発信している情報の重要さに気付いていませんが、それに気付けば高い確率で、あなたのアフィリエイトする商品を購入してくれるようになります。
というのも、抽象的なキーワードでブログを訪れる読者は、「自分が何かの問題を抱えている、何かに悩んでいる」ということに自分自身で気付いていない場合が多いのです。
でも、潜在的には「問題を解決したい欲求」を抱えています。
潜在的に「問題を解決したい欲求」を抱えているからこそ、抽象的なキーワードに反応するわけです。
そこで、抽象的なキーワードを使って書かれた集客記事を入口として読者にブログに入ってもらい、その後で教育記事へと移動し、学んでもらうことで、読者自身の「問題を解決したい欲求」に気付いてもらう。
すると読者は、あなたのアフィリエイトする商品こそが、その欲求を解消できるものだということにも気付きます。
そこまでの段階を踏むと、読者は商品を購入してくれる顧客になるんですね。
抽象的なキーワードを利用した集客記事
↓
教育記事
↓
セールス
つまり、抽象的なキーワードを検索してくる読者は、ブログ内で教育していけば見込み客となる可能性が高いということ。
だからこそ、抽象的なキーワードを選ぶことが必要なのです。
さて、ここまで読んだあなたはこう思うかもしれません。
「わざわざ遠回りするようなことをしないで、購買意欲の高い読者を集客できるキーワードを最初から選べば良いんじゃないかな?」
あなたがそのように思ったとしても無理はありません。
ただ、そうすべきではない確かな理由があるのです。
その理由を次にお話ししますね。
理由❸ 強力なライバルとの戦いを避けることができる
抽象的なキーワードを選ぶことで、あなたは強力なライバルとの戦いを避けることができます。
なぜなら、抽象的なキーワードで見込み客を集める方法は、購買意欲の高い読者を集める方法に比べて強力なライバルの数が少ないからです。
言い換えると、購買意欲の高い読者を集客できるようなキーワードは、すでに強力なライバルが選んでいるということになります。
例えばあなたが「コピーライティング」をテーマに情報発信するとしましょう。
その際は、「コピーライティングとは」とか「ライティングの○○テクニック」などといったキーワードで記事を書くことになります。
しかし、そのようなキーワードはすでに、あなた以外の大勢のライバルも選んで使っています。
購買意欲の高い読者を直接的に集客できるので、ライバルが選ぶのも当然です。
そんな状況で、初心者のあなたが同じキーワードで勝負を挑んでも、負けるのは目に見えています。
では、どうすればいいのでしょうか?
簡単です。
負けると分かっている勝負は、しなければ良いだけ。
抽象的なキーワードで見込み客を集める方法を選べば、購買意欲の高い読者を集める方法に比べて強力なライバルの数が少ないから、無駄な戦いをしなくて済むのです。
だからこそ、抽象的なキーワードを選ぶことが大切なんですね。
以上、抽象的なキーワードを選定すべき3つの理由を解説しました。
ではここから、抽象的なキーワードの選定方法について具体的に解説してきます!
アフィリエイトブログの集客記事の書き方|抽象的なキーワードの選定方法
抽象的なキーワードなら何でもいいのか?というと、そうではありません。
なぜなら、キーワードがブログのテーマとかけ離れている場合、アクセスしてきた読者は見込み客にならないからです。
例えば、あなたのブログのテーマが「お金稼ぎ」だとしましょう。
なのに「抽象的な言葉だから」という理由だけで、あなたは「恋愛」というキーワードを選んで集客記事を書きました。
「恋愛」というキーワードから「お金稼ぎ」に結びつけることは不可能ではありませんが、そもそも「恋愛」というキーワードに反応してアクセスしてくるような読者は「お金稼ぎ」に興味があるわけではありません。
これでは、アクセスしてきた読者が欲している情報と、あなたのブログの情報(テーマ)が全くマッチしていませんよね?
確かに「恋愛」というキーワードは、抽象的でなおかつ長期的に検索されています。
しかし、「恋愛」というキーワードでアクセスしてくる人の層は、お金稼ぎのことを知りたいわけではありません。
なので、「恋愛」というキーワードからアクセスしてきた読者は見込み客にはならないのです。
つまり抽象的なキーワードだからといって、自分のブログのテーマとかけ離れていると、全く意味がないことになります。
では、どんな抽象的なキーワードなら良いのか?
もうお分かりですよね?
そう、「あなたのテーマに関連性がある」抽象的なキーワードなら大丈夫です!
そして、選び出す方法が下記になります。
「あなたのターゲットとなる人が解決したい悩み」をテーマと関連づけて予測し、抽象的なキーワードで表現すること。
あなたがどのような層をターゲットに定めているのかは、ターゲティングを思い返してみてください。
例えば、あなたの定めているターゲットが「30~40代前半のサラリーマン」で、テーマが「お金稼ぎ」だとしましょう。
そこで、ターゲットの「解決したい悩み」を「お金稼ぎ」というテーマに関連づけて予測し、それを抽象的なキーワードで表わしてみます。
30~40代前半のサラリーマンでお金稼ぎに関連することなら、「副業」というキーワードで表現してみるといいかもしれません。
「給料が少ないから生活が苦しい…副業を始めてお金を稼ぎ、家計の足しにしたい」という感じでターゲットが持つ悩みと解決策を想像できるからです。
このように、あなたのターゲットとなる人が、「悩みを解決するためにどんな抽象的なキーワードで検索にかけるか」をテーマと関連づけて予測してください。
それが、抽象的なキーワードの選定方法になります。
「よし! 抽象的なキーワードを選んだら、それを使ってさっそく集客記事を書けばいいんですね!」
ちょっと待ってください。
抽象的なキーワードを1つ選定できたらOK! というわけではありません。
キーワード選定を完全なものにするためには続きがあるので、もう少し解説をご覧ください!
アフィリエイトブログの集客記事の書き方|抽象的なキーワードに関連するキーワードを選定
抽象的なキーワードを1つ選定したら、そのキーワードに関連するキーワードを探します。
「どうして、関連するキーワードを探す必要があるんですか?」
その理由は、抽象的なキーワード1つだけでは、あまりにもライバルが多過ぎるからです。
抽象的なキーワードを選定する理由として、「常に一定数の需要があるから」という解説をしました。
確かに、長期的に一定数の需要があるからこそ、抽象的なキーワードを選定する価値があるのですが、1語だけだと、そのキーワードでサイトやブログを書いているライバルが多すぎるのです。
例えば「起業」という抽象的なキーワードをGoogleで検索すると、
↑「起業」のみで検索した結果
画像の赤枠部分の通り、約6,500万件のブログやサイトがヒットしました。
さすがにこれでは、検索ヒット数が多すぎて勝負になりませんよね?
そこで、抽象的なキーワードに関連するキーワードを追加することで、ライバルの数を減らします。
先ほどの「起業」という抽象的なキーワードに、「30代 遅くない」という関連キーワードを追加してみましょう。
↑「起業 30代 遅くない」で検索した結果
画像の赤枠部分の通り、「30代 遅くない」という関連キーワードを追加して検索した場合、ヒット数は約72万件と大幅に減りました。
つまり抽象的なキーワードに関連キーワードを追加した場合、ライバルが大幅に減るということ。
これが、抽象的なキーワードに関連するキーワードを探す理由です。
では、その関連するキーワードをどうやって探すのでしょうか?
方法はいろいろとありますが、ここでは2つの方法を紹介します。
それがこちら。
❶ ライバルの記事タイトルから探す
❷ 関連キーワードを取得できるツールを利用する
順番に解説しますね。
関連キーワードの選定方法❶ ライバルの記事タイトルから探す
先ほど、「起業」というキーワードで検索した際、約6,500万件という膨大な数のサイトやブログがヒットしましたよね。
そんな中で検索結果の上位に表示されるサイトやブログというのは、それなりの戦略を練って作り込まれています。
当然それらの記事は、キーワード対策も万全。
アクセス数が集まるキーワードで、なおかつ、ライバルが少ないキーワードを記事のタイトルに設定しています。
つまり、そのキーワードを参考にすれば関連するキーワードを選定することができるのです。
試しに、「起業」で検索した際に上位表示されたサイトを見てみましょう。
ここでのポイントは、記事の内容を見るのではなく、記事のタイトルに注目すること。
記事のタイトルは、サイトやブログにある「記事一覧」や「全記事表示」などを見れば、今までの記事タイトルを一度に調べることができます。
↑「起業」で検索した際、上位表示されたサイトの記事一覧画面
すると、「起業」という抽象的なキーワードに関連するキーワードが見えてきました。
● 日曜 起業
● 20代 起業 失敗 危ない特徴
● 自己資金なし 起業 注意点
● 大学生 起業 おすすめ ビジネスモデル など…
自分1人で考えようとしても、これだけの関連キーワードはなかなか浮かばないですよね?
このように、すでにアクセスが集まっているサイトやブログの記事タイトルを参考にすれば、抽象的なキーワードに関連するキーワードを探すことができるのです。
関連キーワードの選定方法❷ 関連キーワードを取得できるツールを利用する
関連キーワードを取得できるツールとは、その名前の通り、ある言葉に関連するキーワードをすばやく探し出してくれる便利なツールです。
インターネットで検索すれば、無料で使えるツールがいくつか出てくるので、あなたに合ったツールを見つけてみてください。
ここでは『ラッコキーワード』というツールをご紹介します。
使い方は簡単。
検索窓に調べたいキーワードを入力して、検索するだけです。
↑ラッコキーワード トップ画面
例えば、検索窓に「起業」と入力してみましょう。
すると、検索したキーワードに関連するキーワードが、あいうえお順、アルファベット順にズラ~ッと並びます。
↑ラッコキーワード 検索結果画面
「全キーワードコピー(重複除去)」(画像右上の赤枠部分)というボタンをクリックすれば、全ての関連キーワードをコピーできるので、ワードやテキストエディットなどにペーストして利用しましょう。
さてこれで、抽象的なキーワードとそれに関連するキーワードを選定できました。
あとは、それを使って実際に集客記事を書いていきます。
アフィリエイトブログの集客記事の書き方|選定したキーワードで記事を書いていく
キーワードを選定することができたら、そのキーワードを使って記事を書いていきましょう。
まず、選定したキーワードは必ず、記事のタイトルに入れます。
タイトルにキーワードを入れることによって、googleの検索エンジンに、「この記事は、○○というキーワードをテーマにしています」と伝えることができるからです。
それにタイトルにキーワードが入っていると、検索結果ページに表示された際に、何について書かれた記事なのかを読者に一瞬で伝えることができます。
そして集客記事は、「読者に読んでもらって終了」では集客した意味がありません。
前述したように、読者を集客記事から教育記事へ誘導することでその後のセールスに結びつけることが大切です。
その際のコツは、「読者はどんな悩みがあって、このキーワードを検索したのか?」と考えてみること。
例えば、「起業 30代 遅くない」というキーワードで検索した読者は、どんな悩みを抱えているでしょうか?
想像してみてください。
● 自分はもう30代だけど、いまさら起業なんて遅すぎてムリだろうか
● 30代の人生、このままサラリーマンを続けて後悔したくない
● 起業は何歳がベストなんだろう?
● 起業は家族とか責任なんかを抱えていない年代の方が有利かなあ
いろいろと想像できますが、あなたが予測した中で、悩みとして1番大きいものを選びましょう。
なぜなら、悩みが大きければ大きいほど、「その悩みを解決したい」という人間の防衛本能が働くからです。
そして、その悩みの解決策としてネットビジネスを提示すること。
なぜなら、ネットビジネスなら、お金と時間の両方を手に入れることができるからです。
この世に存在するほとんどの悩みは、「お金」と「時間」があれば解決できます。
つまり読者の悩みがネットビジネスで解決することを提示し、ネットビジネスに興味を持ってもらうことで、あなたのブログの教育記事への興味・関心を読者に植え付けるのです。
こうすることで、いずれはセールスへと結びついていきます。
では、選定したキーワードを使った集客記事の書き方の流れをまとめますね。
キーワードに関連する読者の悩み
↓
悩みにスポットを当て、さらに浮き彫りにする(読者にこのままではヤバいと思わせる)
↓
お金と時間があれば解決できることを明らかにする
↓
お金と時間の両方を手に入れることができるのはネットビジネスだと提示する
以上が、集客記事の書き方になります。
まとめ
今回は、「アフィリエイトブログのアクセス数を上げる集客記事の書き方」について解説しました。
抽象的なキーワードの中には、ほかの情報発信者が使っていないものがまだまだ存在しています。
または、あなたが使いたいと考えている抽象的なキーワードで検索してみると、ライバルの記事の質が低かったということもあるのです。
つまり、あなたの記事が上位に表示されることも充分にあり得るということ。
そうなれば、かなりのアクセスを集めることが可能になります。
アクセス数が伸びることでブログの評価が上がるので、将来的には購買意欲の高い読者を集客できるようなキーワードで上位表示を狙うこともできるようになるのです。
あなたもぜひ、抽象的なキーワードを使った集客記事をたくさん書いてください!
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた、次の記事でお会いしましょう!
❶ ブログのアクセス数が上がる
❷ 狙った層の読者だけを集客できる
❸ 長期的な集客ができる
❹ 集客を自動化することができる
❶ 抽象的なキーワードを選ぶ
❷ 抽象的なキーワードの関連キーワードを探す
❸ 抽象的なキーワード+関連キーワードで記事を書く
❶ キーワードに関連する読者の悩みを見つける
❷ 悩みにスポットを当て、さらに浮き彫りにする(読者にこのままではヤバいと思わせる)
❸ お金と時間があれば解決できることを明らかにする
❹ お金と時間の両方を手に入れることができるのはネットビジネスだと提示する