セールスしてお金をもらうことへの罪悪感をなくすマインドセット

こんにちは、真路(シンジ)です。

 

今回は、「セールスしてお金をもらうことへの罪悪感をなくすマインドセットについて解説していきます。

※マインドセット:考え方・思考パターン・心構え・価値観・判断基準・思考回路・ものの見方のこと。経験や教育、時代の空気、生まれ持った性質などから作られる。

 

(「マインドセットってそもそも何?」「マインドセットそのものを詳しく知りたい!」という場合は、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧くださいね)

 

 

セールスは、ビジネスで稼いでいく上で欠かせない行為です。

 

セールスすることなく、ただじっと待っているだけで商品がどんどん売れるということはありません。

 

「こんな商品がありますが、いかがでしょうか?」

 

このように積極的にセールスしていかないと商品は売れないので、ビジネスにおいてセールスは無視できない行為です。

 

ただ、世の中には顧客にセールスし、お金をもらうことに対して「罪悪感」を感じてしまう人がいます。

 

実は、ネットビジネスを始めたころの僕がまさにそうでした。

 

「読者にお金を『使わせている』気がして、罪悪感を感じるなあ…」

 

淡オレンジの壁を背にあごに手をあてて考える青いネクタイの男性

 

こんな感じで、セールスすることに対して後ろめたい気持ちになる時期があったのです。

 

セールスの際に罪悪感を感じてしまう感覚は日本人に多いと言われているので、もしかしたらあなたもそうかもしれませんね。

 

しかし結論から言うと、セールスの際に罪悪感を感じる必要はまったくありませんし、そのように感じることは間違っています。

 

その理由も含めて今回は、

 

セールスしてお金をもらうことに罪悪感を感じる原因
セールスしてお金をもらうことに対する正しいマインドセット

 

について詳しく解説します。

 

この記事を読めば、あなたはセールスしてお金をもらうことに対して罪悪感を感じなくてすむようになりますよ。

 

では、さっそく始めましょう!

 

セールスしてお金をもらうことに罪悪感を感じる原因とは?

額に手をあてて悩む男性

 

セールスしてお金をもらうことに罪悪感を感じる原因は、主に次の3つになります。

 

お金に対して悪い観念を持っている
お金に価値を置きすぎている
自分に自信がない

 

順番に解説しますね。

 

罪悪感を感じる原因 お金に対して悪い観念を持っている

握手しながら賄賂を渡す手

 

セールスしてお金をもらうことに罪悪感を感じる原因の1つは、「お金に対して悪い観念を持っている」ためです。

 

日本人は、「節約」とか「つつましい」ということを美徳とする傾向にあります。

 

さらに小さい頃からの教育で、「お金は汚いもの」「お金儲けは悪いこと」「お金がすべてじゃない」などという意識を刷り込まれた人が多いです。

 

このようにお金に対する悪いイメージを潜在的に持っていると、お金を受け取ることに対しても否定的な思い込み(固定観念)が生じるようになってしまうんですね。

 

例えば、あなたが「お金持ちは一般人から搾取して儲けているから悪人」という意識を持っているとしましょう。

 

すると、いざあなたがビジネスを始めて稼ごうという段階になると、潜在意識があなたが稼ぐことに対してブレーキをかけてしまうのです。

 

 

ここでのポイントは「潜在意識が」という部分です。

 

どんなにあなたが「お金をいただいてありがたい」と思っていても、心の奥底(潜在意識)でお金に対して悪いイメージを持っていたら、潜在意識が稼ぐことを抑えてしまいます。

 

お金に対する悪いイメージを持っていると、「お金を稼ぐこと=悪いこと」と潜在意識が認識してしまうので、無意識のうちにお金を稼ぐことそのものにブレーキをかけてしてしまうのです。

 

だからこそ、お金に対して悪い観念を持っているとお金をもらうことに罪悪感を感じてしまうんですね。

 

罪悪感を感じる原因 お金に価値を置きすぎている

硬貨を積み上げる男性の手

 

セールスしてお金をもらうことに罪悪感を感じる原因の2つ目は、「お金に価値を置きすぎている」ためです。

 

「お金に価値を置きすぎている」というのは、極端な言い方をすると、お金をまるで神様のような絶対的存在と考えているということ。

 

ではなぜ、お金に価値を置きすぎているとセールスしてお金をもらうことに罪悪感を感じるのでしょうか?

 

その理由は、「お金をもらうこと=他の人の大切なものを奪うこと」だと感じてしまうからです。

 

例えば、あなたがお金のことを絶対的存在と考えている場合、他人からお金をもらうことはその人の絶対的存在を奪ってしまうことになりますよね?

 

あなたが良心のある人なら、そんなことをしたら心が痛むはずです。

 

すると、どうなるでしょうか?

 

「セールスしてお金を稼ぐこと=豊かになること=他人を不幸にすることと考えてしまいます。

 

 

だからこそ、お金に価値を置きすぎているとお金をもらうことに罪悪感を感じてしまうんですね。

 

でも実際は、お金は無限に存在していて誰の所有物でもないので、絶対的存在なんかじゃありません。

 

なので、他人からお金を奪うという考え方自体が間違っています。

 

「真路さん、『お金は無限に存在していて、誰の所有物でもない』という言葉の意味が分からないんですが…」

 

確かにこんなことをいきなり言われても、意味が分からないですよね(笑)。

 

「お金は無限に存在していて、誰の所有物でもない」ということについては、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

 

 

罪悪感を感じる原因 自分に自信がない

白黒 顔を不満げなアイコンで隠す人物

 

セールスしてお金をもらうことに罪悪感を感じる原因の3つ目は、「自分に自信がない」ためです。

 

「自分がこんなにお金をいただいていいんだろうか…?」

 

このように考えてしまい、必要以上に自分の価値を下げてしまう人が少なくありません。

 

特に自分で事業を起こしたばかりの人は、そのように考えがちです。

 

例えばフリーデザイナーである僕の友人は、独立して初めて受けた仕事で自信のなさからお客さんからいただく制作費を下げました。

 

彼は自分が作った広告物の質が低いと感じて、そのことに申し訳なくなり、「お見積の段階では【制作費50,000円】ということでしたが、今回は20,000円にさせていただきます」とお客様に伝えたんです。

 

このように自分に自信がなくて自己評価が低い場合に、「いただく金額と自分が提供した商品・サービスの質がつり合っていない…」と考えてしまい、お金をもらうことに罪悪感を感じます。

 

 

「真路さん、私はアフィリエイトに興味があるからこのブログを読んでいるんですが、いざ自分がアフィリエイトを始める時に自信なんて持てないと思います…」

 

あなたがそう思うのは無理もないことです。

 

誰だって初めて挑戦することに、いきなり自信なんて持てないですもんね。

 

ただアフィリエイトでは、その自信の無さが成功への道の障害となってしまいます。

 

でも心配はいりません。

 

その障害を簡単に乗り越えるテクニックがあります。

 

そのテクニックを下記の記事にまとめているので、興味があればぜひ一度ご覧ください。

 

 

さて、ここまで「セールスしてお金をもらうことに罪悪感を感じる原因」についてお話ししてきました。

 

では、これらの罪悪感を感じることなくセールスをしてお金をもらう方法はあるのでしょうか?

 

ここからは、セールスしてお金をもらうことへの罪悪感をなくすマインドセットについて解説していきます!

 

セールスしてお金をもらうことへの罪悪感をなくすマインドセットとは?

空に浮かぶ右上がりの矢印を駆け上がるビジネスマン

 

「セールスしてお金をもらうことへの罪悪感をなくすマインドセット」は次の通りです。

 

顧客の問題解決のためにセールスし、その対価としてお金をもらう

 

常にこのように考えていれば、前述したような罪悪感は(潜在意識下でも)生まれません。

 

なぜなら、顧客の問題解決のためにセールスすることは、顧客を救うことにつながるからです。

 

例えば、あなたがダイエット系の商品をセールスするのであれば、顧客はその商品を手に入れることで、将来的に肥満による病気を防ぐことができる可能性があります。

 

それに顧客はその商品でダイエットに成功し、理想の体形を手に入れることで自信もついて、前向きな人生を送ることができるかもしれません。

 

ほかにも、あなたがお金稼ぎ系の商品をセールスするのであれば、顧客はその商品を手に入れることで、低賃金で働きづめの現状から抜け出すキッカケになる可能性があります。

 

その結果、顧客は金銭的・時間的な自由を手に入れることができるのです。

 

つまり、あなたはお金のためにセールスするのではなく、「顧客を救い、彼らの理想の未来を実現させる」ためにセールスするということ。

 

要は、受け取るお金に焦点をあてるのではなく、商品・サービスを受け取った顧客の理想の未来に焦点をあてるということですね。

 

あなたは常に、「素晴らしい商品・サービスをセールスすることで、顧客の問題を解決し、理想の未来を提供することができる」と考えるのです。

 

草原に立つたくさんのドアを見つめる男性

 

顧客は悩みや問題を抱えていて、何とかそれを解決したいと願っています。

 

そしてあなたはその悩みや問題を解決できる商品・サービスを持っている(紹介できる)のです。

 

そんな時に、あなたが「今のお客様にピッタリな商品がありますが、いかかですか?」とセールスすることは結果的に顧客を救うことになります。

 

それで顧客はイヤな思いをするでしょうか?

 

「たぶん、喜んでくれると思います」

 

その通りです!

 

セールスすることで顧客に喜んでもらえて、あなたはその対価としてお金をもらう。

 

そのことに対して罪悪感なんて感じる必要はまったくないし、むしろ誇っても良いと僕は思うのです。

 

このことは、あなたが顧客にセールスしなかった場合のことを想像すれば分かりやすいかもしれませんね。

 

あなたがセールスしないことで、顧客がその商品・サービスを手に入れることができなければどうなるでしょうか?

 

顧客は理想の未来を手に入れることができません。

 

あなたがセールスするのが遅くなれば、それだけ顧客の理想の未来は遠くなるし、場合によっては一生変化できない可能性だってあります。

 

そう考えると、あなたは顧客を救うために最短・最速で商品・サービスをセールスするべきだし、誇りを持ってセールスしていいとさえ言えますよね。

 

これこそが、「顧客の問題解決のためにセールスし、その対価としてお金をもらう」マインドセットの意味です。

 

ただし、最後に注意しておいて欲しいことがあります。

 

それは、「大前提として、あなたが扱う商品・サービスは、市場に認められた実績のある素晴らしいものでなければいけない」ということです。

 

めちゃくちゃ当たり前のことですが、ポンコツ商品やサギまがいの商品をセールスしたら顧客の未来が悪くなるのはもちろん、あなた自身もポンコツサギ師の仲間入りですからね。

 

そうなると、罪悪感どころの話ではなくなるので気をつけてください。

 

まとめ

 

今回は、「セールスしてお金をもらうことへの罪悪感をなくすマインドセット」について解説しました。

 

セールスしてお金をもらうことへの罪悪感をなくすマインドセット

顧客の問題解決のためにセールスし、その対価としてお金をもらう

 

ビジネスにおいてセールスは欠かすことのできない行為です。

 

なのにセールスしてお金をもらうことに罪悪感を感じていたら致命的ですよね。

 

本来はセールスしてお金をもらうことに罪悪感なんて感じる必要はまったくないし、むしろ誇るべきことです。

 

なので、ぜひこの記事を繰り返し読んで、セールスの際の正しいマインドセットを身につけてください。

 

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ではまた、次の記事でお会いしましょう!