こんにちは、真路(シンジ)です。
あなたは、心の中に生まれた夢や目標に対して、「自分にそんなことできるわけがない」と思い込んで、気持ちにブレーキをかけてしまうことはありませんか?
例えば、せっかく『自分でビジネスを始めてみたい』という気持ちが生まれたのに、
「でも… 起業して成功できるのは特別な人だけだよな。どうせ自分には無理だ」
と思い込んで、その目標をあきらめてしまう…という具合に。
勇気が出ない、自信がない、自分には無理…
こんな言葉があなたの心を支配するのは、今までの経験から生まれ、分厚く積み重なった「マインドブロック」があるからです。
このマインドブロックとは、いわば心のブレーキで、あなたの本当の気持ちに半ば無意識のうちに制限をかけてしまいます。
なので、自分の本当の気持ちに正直になり、夢や目標に向かって迷わず行動したいのなら、マインドブロックを解除する必要があるんですね。
そこで今回は、やっかいな心のブレーキである「マインドブロックを解除する方法」を解説します。
この記事を読めば、あなたは心のブレーキを緩めることができるようになるので、自分の夢や目標達成に向かってグングン進めるようになりますよ。
それはつまり、あなたが「なりたい自分」になれるということです。
ちょっとワクワクしてきませんか?
では、さっそく始めましょう!
マインドブロックとは?
マインドブロックについては冒頭で簡単にお話ししましたが、もう少し詳しく解説します。
マインドブロック(メンタルブロック)とは、長い年月の経験から生まれる「心のブレーキ」のことです。
例えば、ビジネスであれば、
● 起業をする
● 異業種に転職する
● 難しい資格取得に挑戦する
など、日常生活でも、
● 海外旅行をする
● 性格を変える
● 気になる異性に声をかける
などなど、「できたらいいな」と思いつつも「どうせ自分には無理…」と、行動する前からあきらめていることがありますよね。
この「どうせ自分には無理…」のような「自分で自分の気持ちにブレーキをかけている」状態がマインドブロックになります。
人間は誰でも気がつかないうちに、自分自身にブレーキをかけているものです。
ブレーキをかけて自分を止めないと、痛い目にあう場合もありますから。
ただ、このブレーキをかける力が極端に大きいと、何をやろうとしても「ダメだ」「できない」「分からない」「無理だ」などという否定的な思い込みが生じ、行動できなくなってしまうのです。
そして「できない」と決めつけると、今度は頭の中で「できない理由」を延々と探し始めることになります。
その結果、新しいことにチャレンジする意欲がわかない性質になってしまうんです。
目の前にチャンスが転がり込んできても「自分にはできっこない」と思い込んで、スルーしてしまう…
これが心のブレーキである、マインドブロックになります。
まだチャレンジしてもいないのに、「どうせできない」と思い込んで行動しないなんて、すごくもったいないことですよね。
「もったいないし、強すぎるマインドブロックはなんだか恐ろしいです…」
あなたの言う通り、度を越したマインドブロックは恐ろしい存在とすら言えます。
ではここから、そのことが分かる寓話を紹介しましょう。
マインドブロックの恐ろしさが分かる「サーカスの象」の話
とあるサーカスで飼われている象は、後ろ足の片方に鎖をつながれて杭に固定されています。
象はおとなしく、暴れる様子もありません。
それもそのはず、この象が鎖でつながれているのは、象が小さい頃からずっと続いていることなのです。
とはいえ、初めて鎖につながれた時、子象は抵抗しました。
「なんだよ?僕の足につながってる、このジャラジャラしたのは…ジャマだなあ!」
そう思った子象は、杭ごと引き抜こうとしました。
しかし子象にはたいした力がなく、杭を引き抜くことができません。
なんどもなんども挑戦しましたが、やっぱり杭は引き抜けませんでした。
そして、ついにある日、子象はこう思います。
「だめだ…僕のちっぽけな力では抜くことができない…」
とうとう、子象は杭を引き抜くことをあきらめたのです。
それから10年以上が過ぎ、象は立派な大人に成長しました。
今の象なら杭どころか、車だってサーカスのテントだって軽々となぎ倒すことができます。
でも象は、杭を引き抜いて自由になろうとは思いません。
「杭を引き抜くことは無理」と思い込み、鎖でつながれていることが「当たり前」となった今では、行動を起こそうという考えすら浮かばないのです。
そして象は、二度と自分の力を試すことなく、死ぬまで人間の言うことを聞き続けたのでした。
おしまい
参考:「くさりにつながれた象」ホルヘ・ブカイ(JORGE BUCAY)El Elefante encadenado (Álbumes) (Spanish Edition)
さて、この寓話を読んで、あなたはどう思いましたか?
お話の中の象は、本当は杭を引き抜くことが「できる」のに、「できない」と思い込んでいます。
これが典型的なマインドブロックで、僕たち人間も同じです。
子どもの頃の失敗や『当たり前』だと思い込んでいる習慣、周囲の「そんなことは無理だからやめておけ」などという言葉によって、いつのまにか僕たちの心の中に「できない」という『思い込みの鎖』が生まれてしまいます。
すると、何事に対しても挑戦することを避けて、ただ時が過ぎるのを待つだけになるんですね。
つまり、
自分の可能性を信じるチカラ
これを無くしてしまうのが、マインドブロックの恐ろしさなんです。
あなたの心の中に、強すぎるマインドブロックはありませんか?
そのマインドブロックのせいで、「自分には無理だ」と決めつけてあきらめてしまった夢や目標があるのでは?
もしもあるのなら、あなたの理想の未来をジャマするマインドブロックはいまのうちに解除しておくことをオススメします。
ではここから、マインドブロックを解除する方法について解説していきますね!
マインドブロックを解除して「なりたい自分」になる方法
マインドブロックは、「どうせ自分にはできない」という否定的な「思い込み」によって、自分の気持ちにブレーキをかけている状態のことでしたね。
ということは、その否定的な思い込みを『肯定的(前向き)な思い込み』によって書き換えれば行動できるようになる、ということになります。
「それはポジティブな考え方をしろってことですか?それができるならとっくにやっています…」
確かに、あなたの言う通りです。
もとからポジティブな考え方ができる人ならば、半ば無意識的に「なりたい自分」に近づこうと行動できるでしょう。
でもこの記事は、それができない人、つまりあなたや僕みたいな人のために書いています。
そう、実は僕もなかなかの強さのマインドブロックを持っていたんですね(笑)。
でも幸運なことに、僕はマインドブロックを解除する方法を知ることができました。
その結果、前向きな気持ちでネットビジネスに挑戦することができ、「時間的・経済的な自由を手に入れる」という夢を叶えることができたのです。
なので、マインドブロックの存在とその解除方法をこの記事で知ることができるあなたは、僕同様とてもラッキーだと思います(笑)。
さて、マインドブロックは、過去の苦い経験や周囲の「そんなことは無理だからやめておけ」といった言葉によって形成されるとお話ししました。
例えば、あなたが「起業したい!」という気持ちを持っているとしても、友達や同僚が「独立しても、『普通』の人はうまくいかない」「起業なんてリスクが高すぎて、『ほとんどの人』は失敗する」「『普通』に働くのがいちばんだよ」などと言い続けていれば、やがてあなたも「それもそうだなあ」と思うようになっていきます。
『朱に交われば赤くなる』という言葉通り、人はどうしても周囲の人や環境に影響を受けやすいのです。
なので先の起業の例で言うと、逆の環境つまり起業家ばかりがいる環境に身を置き続ければ「起業は特別なことじゃない。自分にもできるんだ!」と肯定的に思い込むことができるようになります。
それには、『繰り返し、五感に訴えかけること』がポイントで、そのためには『最適な環境に身を置く』ということが非常に大切なのです。
最適な環境に身を置く例●テストの成績を伸ばしたい → 成績優秀な友だちを作る
●年収を伸ばしたい → 高年収の人に囲まれる
●行動力を高めたい → 起業家に囲まれる
つまり、あなたの『なりたい自分』の姿にすでになっている人と可能な限り一緒に過ごすことで、「私が望む理想の姿は、なにも特別なことではなくて私にもなれる可能性があるんだ!」と思い込むようにするんですね。
これが否定的な思い込みを『肯定的(前向き)な思い込み』に書き換えるための具体的な方法、つまりマインドブロックを解除する方法なのです。
「えっ?それだけですか!?」
今、あなたはそう思ったかもしれませんね。
そう、“それだけ”なんです。
でも、“それだけ”を『実際に』行動に移せるかどうかで、『本当に』マインドブロックを解除できるかどうかが決まります。
「たったそれだけでマインドブロックを解除『できるわけがない』」
そう考えて行動しないこと自体が、マインドブロックにブレーキをかけられているということに気付いてください。
「最適な環境に身を置く」ことが現実的に難しい場合の代わりの方法
「最適な環境に身を置く」ことが、マインドブロックを解除するための方法です。
すると日常的に五感に訴えかけることができるので、それが「肯定的(前向き)な思い込み」につながり、行動することができるようになります。
ただ、最適な環境に身を置くことが、現実的に難しいこともありますよね。
例えば、「起業家が集まっているところなんて知らんし…」とあなたは思っているかもしれません。
その場合の代わりになる方法が以下の2つです。
❶ セミナーや懇親会に参加する
❷ 目指す人の動画や音声を再生しまくる
では、順番に解説しますね。
❶ セミナーや懇親会に参加する
「最適な環境に身を置く」ことが現実的に難しい場合は、セミナーや懇親会に参加するという方法があります。
これは僕も体験して感じたことですが、そういう場には起業して成功した人がゴロゴロいます。
その人たちと話をしてみると、まったく特別な雰囲気はなく、いたって普通の人という印象を受けますし、起業する前の彼らは一般的なサラリーマン・主婦・学生などと、これまたいわゆる普通の人だったことが分かるのです。
そのような人たちに、起業してから成功する(何を『成功』と呼ぶのかは人それぞれですが)までの道のりを聞いてみると、「それなら自分にもできるかもしれない」と思えてきます。
つまり、セミナーや懇親会に参加することで、自分の否定的な考えは単なる思い込みに過ぎず、可能性は大きく広がっているという事実に気付くことができるのです。
それと、セミナーや懇親会に参加すること自体が、あなたにとって非日常の体験です。
非日常を体験することは、自分の『当たり前』をぶっ壊すための最も有効な方法。
例えば、あなたが海外旅行をしたことがあるなら分かるかもしれませんが、日本の丁寧な接客は海外では『当たり前』ではないんですよね。
僕がタイへ旅行に行った時は、店員さんが接客せずにひたすらスマホをイジっていたり、道ばたでただひたすら座っているだけのおじさんがたくさんいたり…と、日本に住んでいる時の『常識』が、簡単にぶっ壊されました。
でもそれは、凝り固まった自分のマインドブロックを解除するには本当に良い体験だったと思います。
なので、セミナーや懇親会に参加するという方法は、あなたの『当たり前」をぶっ壊し、マインドブロックを解除する上で効果が大きい手段の1つなのです。
ただし、初心者向けのセミナーや塾などの中には、悪質なものもあります。
そのあたりのことに関しては、以下の記事に詳しくまとめているので、興味があればぜひご覧ください。
❷ 目指す人の動画や音声を再生しまくる
目指す人(あなたの『なりたい自分の姿』になっている人)の動画や音声を再生しまくるのも方法の1つです。
これは僕も実際にやっている方法で、自分が目指す人の思考をそのまま自分の中に取り入れることができます。
あなたにも、「こんなふうになれたらいいな」「生き方に憧れるな」みたいに思っている人がいますよね。
その人が世の中に出している動画や音声を全て聞くのです。
本を出している場合は全て読みましょう。
ブログがあるのなら、その記事も全て読みます。
こういった行為を通して、目指す人の思考にどっぷりと浸かることができます。
ただし、動画や音声で思考を取り入れる方法は、最適な環境に身を置く方法よりも影響力は低くなります。
つまり、動画や音声を聞きながらも「こんなこと言ってるけど、本当に実現できるのかな?やっぱり自分には無理なんじゃないか」というマインドブロックが働きやすいんです。
なので、以下の2点に注意しつつ取り組むようにしてください。
● まずは相手の言葉を信じる
● 相手が考える当たり前を受け入れる
特に2つ目が大切です。
自分の『当たり前』を捨てて、相手の当たり前の基準に入れ替えるということですね。
例えば、過去の僕はアフィリエイトによる月の売上げが30万円で充分スゴいと思っていましたが、師匠の教えを繰り返し聞くたびに「100万円を超えるくらいが当たり前なんだな」と思うようになりました。
これは、マインドブロックを解除して、僕の当たり前を師匠の当たり前の基準と入れ替えることができたからです。
なので、「まずは相手の言葉を信じる」「相手が考える当たり前を受け入れる」という2つを意識しつつ、目指す人の思考をそのまま自分の中に取り入れてマインドブロックをどんどん解除していきましょう!
まとめ
今回は、「マインドブロックを解除して『なりたい自分』になる方法」について解説しました。
僕たちが何かしらの夢や目標を持った時の心にブレーキをかけてくる存在、それがマインドブロックです。
勇気が出ない、自信がない、自分には無理…
こんな言葉があなたの心を支配するのは、今までの経験から生まれ、分厚く積み重なった「マインドブロック」があるから。
でも夢や目標を達成して成功をつかみたいのなら、このマインドブロックを解除しなければいけません。
「できない」ではなく「自分ならできる!」と思い込むことによって、マインドブロックを解除でき、より高い確率で成功をつかむことができます。
ぜひあなたも不必要なマインドブロックを解除して、夢や目標達成に向かってグングン突き進んでください!
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた、次の記事でお会いしましょう!